チェンソーマン デンジ×レゼ(二次創作)題名『秘密』
⚠️苦手な方はご了承くださいm(_ _)m
雨の日。開店したばかりののカフェ「ふたみち」の片隅で、二人は一冊のノートや教科書などを広げていた。
「ねぇ、デンジ君。……英語って読めるの?」
レゼが頬杖をつきながら、覗き込むように聞いてくる。
「はぁ!? 読めるに決まってんだろ、バカにすんな!」
デンジは精一杯の虚勢を張って胸を叩いた。
「ふふーん。じゃあ、デンジ君、これ読んでみて」
レゼは楽しそうに、ノートに大きく 『CAT』 と書いた。
デンジは眉間にしわを寄せ、文字を凝視する。
「なんだこれ……。……か、……カト?」
一瞬の静寂。次の瞬間、レゼは椅子から転げ落ちんばかりに吹き出した。
「あははは! なにそれ! カトって誰!?」
「あー!? んだよ! 」
「これ、『キャット』って読むんだよ~」
「はー!? こんなん読めるわけねぇだろ! 」
レゼは涙を拭きながら、ニヤニヤとデンジを突き始める。
「あれれ~? デンジ君、さっき『読めるに決まってる』って言ってたよね~?」
「き、……聞き間違いだ! 俺は別の言葉のことを言ったんだよ!」
顔を真っ赤にして誤魔化すデンジに、レゼはさらに追い打ちをかける。
「聞き間違うわけないだろ~。……デンジ君は子供だなぁ」
「うるせぇ!」
「あはは、ごめんごめん。じゃあ、特別に教えてあげる」
レゼは優しく笑うと、ペンを握り直して一つ一つ丁寧にアルファベットを教えていった。
これはドッグ、これはアップル。……そう、上手」
一時間後。ノートがアルファベットで埋まった頃、デンジは満足げに鼻を鳴らした。
「ほほーん。……俺、少しは頭良くなったんじゃね?」
「そう簡単に頭良くなんないよー」
レゼはペンを置き、少しだけ真剣な、それでいて悪戯っぽい瞳でデンジを見つめた。
「じゃあ、問題! これは何を言ってるでしょう!」
そう言うと、彼女の口から零れたのは、英語よりもずっと硬くて、どこか寂しい響きの言葉だった。
「……Я тоже не ходила в школу.」
「…………あ?」
デンジは口を半開きにして固まった。
「なんだよ、今の……。呪文か? 全然わかんねぇ。」
デンジが首を傾げると、レゼは窓の外、激しくなる雨を見つめて、消え入りそうな声で微笑んだ。
「内緒。いつかデンジ君が、もっともっと頭が良くなったら……教えてあげる」
「お前、 今の絶対バカにしただろ!」
「さあ、どうかな?」
レゼは再びノートに向き合い、今度はあの流れるような筆記体で、デンジにはまだ読めない「秘密」を書き記した。
今回は切ないような平和なような感じのお話を書かせていただきました!!
ロシア語は…なに書くか悩みましたが、やっぱこれかなと思い…翻訳してみてね!
ネタ無くてほぼ死んでたんですけど、DMで優しいお方から提案?をいただいて
そのおかげで無事書けましたー(泣)ありがとうございます(泣)
あと、最近12回目のレゼ編ネタを思いつくためにいったんですけど
ネタを思いつく前に大号泣してしまって笑、意味なかった…
でも尊いデンレゼがまた見れて幸せでした✨️13回目も行く予定…
次回も頑張って書くので是非ご覧ください!!
感想・リクエストお待ちしております!!
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