夢の日
俺はどこにでもいる多分普通の高校生
今日は2月14日。バレンタインデーだ
甘いものが大好きな俺にとってはまさに救済の日
…と言いたいところだが俺は今までチョコをもらったことがない
小学生や中学生の頃はチョコが貰えることを期待していたが、高校生になって無理なことを悟った
俺は他人がチョコを貰っている光景を見るのが大嫌いなので、今は学校を休んでいる。
もちろん仮病で
家でゲームをしている俺に一通のメールが届いた
「チョコを渡すたいので、八十九里浜に来るてください」
差出人は不明だったが、チョコが欲しいがゆえに家を飛び出して八十九里浜へと向かった。
八十九里浜についた。だが恐ろしいほどに誰もいない
10分ほど待ったがやはり誰も来ない。
20分後、もう帰ろうかと思っていたその時だった
海の方から猛スピードで船がやって来る。
きっと俺にチョコを渡しにきたのだ
船から何人かの大人が出てきた。
何やら変な言葉を話している
そして大人のうちの一人が俺に襲いかかってきた
この時俺は初めて騙されたのだと知った
手足をロープで縛り付けられ、目も鉢巻でぐるぐる巻きにされた
1週間ほど船の中で過ごした後、ようやく目隠しが外された。
眼の前にいるのは頭が黒電話でそれ以外が豚の妖怪だった
IQ72の俺はこの妖怪の横綱級の腹の中にチョコがあることを見抜いた
俺は妖怪に襲いかかった。妖怪は俺の攻撃に厚い脂肪で抵抗してきたが、俺が13年間伸ばし続けてきた爪はそれをも貫く。
妖怪は凄まじい音を立てながら倒れた。
妖怪が倒れたのを見た妖怪の部下は怒り狂いながら俺に襲いかかってきた。
だが俺の13年の努力の結晶に勝てるものはいなかった。
一人だけどこかへ逃げたが、それ以外はすべて始末した。
邪魔者がいなくなったので俺は妖怪の腹の中を調べた。
だが調べても調べてもチョコは出てこない。
俺はこいつが妖怪ではなく人間だということを理解した
そしてこの人間は某拉致国家の総書記だと気づいた
俺は拉致されていたのだ
さて、ここからどうやって家に帰ろうか
帰宅方法を考えていたその時、上空から何かが落ちてきていることに気付いた
ミサイルだ。
俺はミサイルによる爆撃をモロに受けてしまった
ピーン
通知音が頭に鳴り響く。
俺はベッドの上に横たわっていた。
夢だったのだ。
「夢でよかった」
そうつぶやきながら俺は送られてきたメールの内容を見た
「渡したいものがあるので学校に来てください」
差出人は不明。俺はこう返した
「いかない。夢が現実になるとといけないからね」
その後何度か通知音が鳴り響いたが俺がメールの内容を見ることはなかった。
翌日…
俺は登校してそうそう担任に怒られた
「昨日送ったメールへの返答!どういうことですか!」
どうやら機能のメールの犯人は担任だったらしい
俺は反省文を書かされることになった
「これも夢になってくれないだろうか」
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