自閉症の男の子。
ある虫が元気に飛び回ってくる七月。
ある二人の兄弟は庭で勉強会?
山奥の一軒家の外に響く。小さな男の子の声
元気にお気に入りのクマのぬいぐるみを抱えて走っているのは
飯原旬(いいはら しゅん)。
彼は自閉症を患っており、実年齢は8歳だが精神年齢が3歳くらい
それを座って
顔に天使のような柔らかい笑みで見守る
飯原狐羽(いいはら こはね)。
とてもお人好しな旬の姉。中学生。
「 旬〜 」
手を上にあげ笑顔で名前を呼ぶ。
すると、もうまるで一匹の小動物のようなかわいい男の子が飛びついてくるのだ。
「 疲れましたね 。 」
「 お部屋に戻ります 。 」
「 一緒に戻りますか ? 」
「 もどりますか …? 」
「 ん… ! 」
「 はい ! それじゃあ戻りましょう 」
この子は人と関わるのが少々苦手な為、こうやって
手を出して聞いてあげると、言葉に出さずとも乗せるだけでOK。
手を繋いで廊下を歩いているともう
旬の目は半分閉じているだろうと、眠そう
「 あとちょっとで部屋ですからね〜 。 着いたらお昼寝しましょう 」
「 しましょっ ! すりゅ…ポワポワ 」
余りの可愛さにこっちまで溶かされそう。
ほのぼの姉さんと自閉症の男の子でした。
また続き書きます。
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