サンタさんの速度計算します。
まず調べてみた所、どうやらグリーンランド国際サンタクロース協会という団体があるらしく、そこには公認のサンタクロースがおよそ120人所属してるらしいです。
よって、120人で手分けしてプレゼントを配ることになる。
>>6
何人の子供たちにプレゼントを配ればいいのかを計算してみる。現在世界の総人口は約77億人、ユニセフのデータによると、このうち子供の数はおよそ3割占めるらしいので、約23億人ということになる。
>>8
しかし、クリスマスはキリスト教教派が行うお祭りなのでイスラム教やヒンドゥー教の宗派の国々ではそのような習慣はない。
>>10
キリスト教は総人口の約33%を占めるので、23億人の子供のうち約7,6億人がプレゼントを配る対象になる。
>>12
でも日本人みたいに信仰しなくてもクリスマスを楽しむ人はいるよね??という反論はあるかもしれないが、あくまで大まかな速度を見積ろうという話なので、どうか気にしないでほしい。
>>13
さて、世界の約7,6億人の子供たちに、プレゼントを配らなければならないわけだが、もちろん一人ひとり直接手渡すわけではなく、煙突から入ってツリーの横に置くというスタイルである。
>>15
一世帯あたりの子供の数は平均して約3,5人ほどらしいので、7,6億人÷3,5人で約2,2億帯の家を周ればいいことになる。
>>17
プレゼントを置く時間はとりあえず無視してまずは2,2億の家を単純に移動した場合の総距離を計算する。
>>18
もちろん住居は密集していたり、点在していたりと場所によって様々であるが、仮に等間隔で並べた場合、平均して家と家はどれくらい離れてるかを求めてみる。
>>19
まず、地球の陸地の面積は、147244000平方㎞であるが、もちろん陸地全域に人が住んでるわけではない。
>>20
森林や標高の高い山岳地帯など人が住むのに適してない環境であるからだ。人が住むことのできる面積を可住地面積という。
>>21
標高の高い地帯が占める面積は全体からするとごく僅かなので森林が占める面積を引いたものを概算として使ってみる。
>>25
地球の陸地のうち森林は31%を占めていることから、
147244000×0,69を計算して、101598360平方㎞の広さに等間隔で住居が並んでるいると仮定して計算してみる。
>>38
0,46平方㎞に1軒の密度で子供のいる家があることになるから、この正方形の一辺の長さは0,68㎞であることから、大体家と家は700m離れているようだ。
よって、サンタクロースが移動しなければならないその距離は、0,68㎞×2,2億世帯で約1,5億㎞であることが分かった。
>>40
地球一周が約4万㎞なので、3750周分であることが分かる。
サンタクロースはこれだけの果てしない距離を、一晩で移動しなければならない。
>>42
プレゼントを配る時間帯は仮に深夜0時から明け方までだとするとだいたい制限時間は5時間になる。
>>44
しかし、各国にはそれぞれ時差があり、理論的には日付変更線を挟んで、24時間が最大となる。ただし、現実的には経度15度毎に、一時間の標準時刻が定められているので、時差は23時間である。
>>47
つまり、日付変更線付近の左側の国が25日の0時のとき、
右側の国では24日の1時なので、5時間+時差23時間で
最大28時間の配達時間を確保することが出来る。
>>50
距離と時間が分かったのでサンタクロースが移動する速度を求めることが出来る。総距離1,5億㎞を120人で分担するので、一人あたり1250000㎞。
この距離を28時間で進むためには、1250000÷28で、
>>53
よって、サンタクロースはクリスマスに時速4万㎞オーバーという、とてつもないスピードで地球を駆け回ってる事がわかる。
>>57
高速移動が目的ではなく、世界中の子供に配ることが目的なので、プレゼントの平均サイズが20㎝四方の立体だとすると、一人のサンタが運ばなければならない荷物全体の大きさは1辺が約37mの立体ということになる。
>>60
これだけの大きさで重量のある物体が音速をはるかに超えるスピードで進むとなると、すさまじい衝撃波が発生する。壮絶な爆音で地表をえぐりながら120人のサンタクロースが縦横無尽に猛進することになるので、
>>69
ある物体を地球から打ち上げた場合、地球の重力を振り切り、遠方に飛ばすのに必要な速度というものがある。
これをを第二宇宙速度という。
この速度は約40300㎞なのでサンタクロースが移動する速度をこの速さを超えることになる。