救われた言葉
私も死にたいんですけど、とある本を読んですごく感動して考え直さなきゃなって思ったんで書きます。
「自分も言われたことあるやろ。子どものころ、親から、先生から、感謝しなさい、感謝しなさいて教えられたやろ。そのたんびに、反発したと思うんや。なんで感謝なんかせなあかんのや。みんな自分の欲に従うて、自分のために生きとる。わざわざ感謝する必要なんてあるんか。そう思たやろ。それは悪いことやない。自然なことや。ワシ、前に言うたやろ。人は自分勝手や。エゴイストとして生まれるんや。せやから、そういう教えに反発するのも自然なことなんやで。でも、自分が本当に満たされたい、豊かになりたい、欲しいものを手に入れたい、ずっとずっとそうしていきたいと思ったら、変わらなあかん。ええか?自分の中に足りないと感じてることがあって、そこを何かで埋めようとするんやのうて、自分は十分に満たされている、自分は幸せやから、他人の中に足りないもんを見つけ、そこに愛を注いでやる。この状態になってこそ、自分が欲しいと思てた、お金や名声、それらのすべてが自然な形で手に入るんや。だってそやろ?自分らは、お金も、名声も、地位も、名誉も、自分で手に入れる思てるかも分からんけど、ちゃうで。むしろ逆やで。お金は他人がお前にくれるもんやろ。名声は、他人がお前を認めたからくれるもんやろ。全部、他人がお前にくれるもんなんや」
「蛇口ひねったら当たり前のように水が出て、ボタン押すだけで当たり前のように部屋が明るくなって、どれだけ離れとっても、電話ひとつで当たり前のように会話ができる、そんな世の中は自分らにとって当たり前やろうけど、でもな、そんな当たり前手に入れるために、エジソンもカーネギーもフォードもベルもシャネルも幸ちゃんも宗ちゃんも、昔の人ら、みんな頑張ってきたんやで。今自分が座っている椅子も、目の前にある机も、手にしてる紙も、天井にある電球も、当たり前のようにそこにあるけど、全部自分を幸せにするために存在してくれとるんやで。身の回りにあるモノ、ともだちや、恋人、日々出会う人、動物、空気や水、緑、それもこれも全部、自分が生きるために存在してくれてるもんや。当たり前のようにそこにあるけど、ほんまは有難いものなんや。朝起きた時でも、寝る時でも、いつでもええ。親にでも、ともだちにでも、動物や植物にでも、モノにでもええ。世界をかたちづくっている何にでもええから、感謝するんや。足りてない自分の心を「ありがとう」て言葉で満たすんや。ありがとう、ありがとう、みんなのおかげで私は満たされています。幸せです。そうやって感謝するんやで。」
長かったですが(頑張って本の写した)この言葉たちは私の心に突き刺さりました。
この文は、「夢をかなえるゾウ1」という水野敬也さんが書いた自己啓発小説です。
ぜひ読んでみてほしいです。
長いので、読むのが難しいなと思う人は、346ページあたりから349ページあたりが上の内容で、最後に抜粋されたまとめがあるのでそこをぜひ読んでほしいです。
個人的には「せっかく他の人やモノが私たちを幸せにしてくれてるのに、死のうとするなんてもったいないし、その恩を返せていないよ」と言われているようでした。
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長文読んで下さり、本当にありがとうございました。