明日になくなる甘い世界〜4〜

あぁ。秋だな、、、

そんなことをストロベリーが思っている。

「そこのキミ、いつもここにいるよね？」

この声は、、、カボチャタルトのパンプキンだ。

「そうですけど何か？」

チョコのスティックが可愛い。きっとここを食べられたら死んじゃうんだろう。

「いやね？定番商品ってこんなに売れないモノなんだなーってね？」

なんだそれ。まあいいか。

「ベテランさんに新人がそういうこと言っちゃダメだよ〜」

「あなただって新人でしょうが！！」

スイートポテト、、、これも美味しそうだな、、。そう言っている間に声も聞かずにモンブランが消えていた。

あぁ、、、。やってしまった。でもこれはよくあること。声も聞かずに食べられちゃう。

そして今日も閉店時間になった。

未来はきっとそのまま食べられるだけ、、、

このショーケースに並んでるスーツたちみんなが思っていることだ。

しかし、今その未来が変わろうとしていた。

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次回、急展開、、！

これ、先週の分です。明日も出しますからね。