小説 ミートピア(13)
~大賢者、登場!?~
レンたちは経験値も増えて、少し強くなりました。
「やったね!」
「うん!汗かいちゃったけどねー」
「ねー」
まいんとまっちゃあいすが話していると、むこうに怪物が現れました。
「たぶんまたかみなりぐもじゃない?」
まいんがそう言うと、まっちゃあいすは顔色を変えました。
「ぬ?どうしたの??」
「かみなりぐもじゃないよ・・・なんかでかいし、紫だし・・・・・」
でかい・・紫・・・・もしかしてこの怪物って・・・
「「「「大魔王っ!?」」」」
4人の声が重なりました。大魔王と言われる怪物はまいんたちの方へ来ます。
「ひっ・・」
ようやくその怪物の正体がわかりました。その怪物はやはり、大魔王でした。
大魔王は言いました。
「またお前らかまさか生きていたとはな!」
「だ・・大魔王!!お前をやっつける!!」
まいんは言います。
「お前勝てるわけないけどな!いいぞ、相手になってやろう!」
大魔王は笑っています。
「くっ・・・」
大魔王がまいんたちに攻撃しようとしました。その時!
「待て!」
どこからか声がしました。
「今度はなんだっ?」
大魔王は攻撃しようとしていたのをやめて声のする方に向きました。
近くに1人の人物がいます。その人物は大魔王をにらんでいます。
「ふんっ・・また嫌な奴が出てきたな・・!今回はこれで終わりだ!」
大魔王は帰っていきました。
「大丈夫ですか?」
その人物はまいんに聞きます。
「はい!あなたは誰??」
その人物は答えました。
「わたしは大賢者のテンです」
「大賢者!す、すごい・・!」
「別にそんなことないですよー。それより、あなたたちが助かってよかったです。わたしはここで失礼します」
そういってテンはどこかへ行ってしまいました。
「大賢者・・すごいな・・かっこよかった!」
クタが言います。
「かっこよかったよね!あの人がいないとうちら、どうなっていたのか・・」
「そうだね・・」
14巻に続く!明後日までに配信予定!!