小説を書くときのコツpart3
皆さんこんにちは。久々の投稿です。
今回なんですが、小説のセリフの書き方を説明しようと思います。
きっかけは、他の方の書いた小説です。
投票トーク内では、小説を投稿している方をよく見かけますよね。
物凄く天才的な技術の持ち主がいたりと、多種多様です。
中には、下のような書き方をするような方もいます。
↓
〇:昨日さ、△くんと□ちゃんが一緒にいるとこ見ちゃったんだ、あの2人、いつも仲悪いのに…
♤:え!?そうなんだ!それで、何してたかは分かる?
すると、
ガラガラガラ!
△:おい、黙って聞いてりゃ○、こっそり見てたのかよ。
♤、◯:△くん!どうしてここに…
この書き方をしても別に否定はしませんが、個人的には「ストーリーはできているけど、書き方がもったいない!」と感じます。(上から目線で申し訳ありません…)
ですので今回は、セリフ部分を解説しようと思います。
毎回セリフの前後に話している人物を書く必要はない
毎回毎回セリフの前後に人物名を書く必要はないと思います。
〔例1:毎回書く場合〕
僕が机に向かうと、置いてあったはずの鉛筆がなくなっていることに気づいた。
僕は朝の閉まった喉を開けて言った。
「お母さん、ここに置いてあった鉛筆知らない?」
「え?鉛筆?知らないわよ、またどこかに持って行ったんでしょう?」
お母さんの面倒くさそうな声が返って来た。
僕は声を張り上げた。
「そんなことない、だってトイレに行く前はあったんだよ?」
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それでは、毎回名前を入れない場合を見てみましょう。
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僕が机に向かうと、置いてあったはずの鉛筆がなくなっていることに気づいた。
「お母さん、ここに置いてあった鉛筆知らない?」
「え?鉛筆?知らないわよ、またどこかに持って行ったんでしょう?」
お母さんの面倒臭そうな声が返って来た。
「そんなことない!トイレに行く前はあったんだよ?」
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例は下手くそですが、セリフの前後に人物名が少ない方がいいですよね(?)
私は今日も平常運転のようです^ ^
セリフはリアル感を出す!
上手い方やプロの方の書くセリフはリアル感がありますよね。
まずはどんな風に変化させるとよいかを見てもらいましょう。
〔例1:普通の叫ぶ文〕
「でもさ!〇〇は、信じてくれてるよね?」
ですがこれに、付け足すと…
〔例2:リアル〕
「で、でもさっ!〇〇は、〇〇は信じてくれるよね!」
となります。
叫ぶ文の時、変更する点は、
1、詰まらせる
2、繰り返す
3、ただ「!」をつけるだけでなく、「っ」を付ける
です。
これはどの文にでも適用できます。
「袋はお付け致しますか?」なら「ふ、袋は、袋はお付け致しますかっ?!」
「カードはお持ちですか?」なら「か、カードは、カードはお持ちですかっ?!」
「あ、持ってません/いえ、結構です」なら「あっ!も、持って、持ってませんっ!」、「い、いえ、結構ですっ!」
と使い道はいろいろです。
叫ぶ文でない場合は、「…」(3点リーダー)を使ったり、工夫をすればいいです。
自分で一度言ってみて、自然に感じればオッケーです。
意識が朦朧としている時などは、漢字を少なく
皆さんも、寝起きや、寝落ちする際は意識が朦朧としますよね。
ちなみに私は、朝起きたとき、どんなに非現実的な夢を見たとしても、その10秒間くらいは現実だと思っています。(例えば魔法使いになった夢を見た後に起きると「あ、〇〇であの呪文使おう」などと現実のことかのように思っている。)
小説にも代用してみましょう。
例:そんな事を考えていると、急げきに睡まがおそってきた。
ーー続きをかんがえるのはまたあすにしよう…
といった感じです。
徐々に漢字を少なくして、意識が朦朧としている様子を表現できます。
いかがでしたか
いつものように解説は下手ですが、役に立てれば幸いです。
もし気を悪くしてしまうような事があれば、直します。
アカウントを持っている方限定ですがね。
それでは次の記事、またはタグでお会いしましょう。
台本書き、よくありますよね。
記号も使う方も多いのですが、私は使わないので間違ってないようでよかったです‼
>>8
確かに悪くはないんでしょうけど、どことなく小説感が損なわれている気がしてたんですよね……
台本書きという書き方を知ってる手前小説というよりもシナリオ感がしてしまうんですよ()
>>9
そうですね、でもこの記事を読んで小説の書き方にチャレンジしてくれれば嬉しいですね