そんなはずしゃなかった#1
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そんなはずじゃなかった
〜はじまりが全て〜
ーーー
『4人一緒のクラスって嬉しいねっ♪』って私は言いたかったけど、、、
初めてで緊張しすぎて上手く喋れない、、、(泣)
同じクラス、席も近い。
なのに、喋れない、、、
今喋れば絶対誰か見るしぃ?
先生にバレたら怒られそうだしぃ?
やめとこ、
そう、私はだいぶ人見知り。
初日に変な印象を持たれたら終わりだ。
私が何か発言しようとしているのに気がついた桃奈は、
「みんな、同じクラスで、席も近いって嬉しいね〜!(((ボソッ」
と言った。他の3人は
「めっちゃ嬉しいねっ!(((ボソッ」
「う、嬉しい!!(((ボソッ」
「嬉しいに決まってるだろ〜笑(((ボソッ」
私は心の中で『桃奈ぁ、神ぃ』と思った。
私たちが話していることに気がついた先生が
「そこの4人!何話しているの!今学院の説明中でしょ!」
「「「「ご、ごめんなさい。」」」」
「謝るだけで許されるならなんだってするわ。次やったら、許さないからね!」
「「「「は、はい。」」」」
うちのクラスの担任の先生中村凛音(なかむらりんね)先生は、この学院で1番怖いと噂されている人だ。
お兄ちゃんも去年担任だったらしく、授業中は、みんな見た事無いように静かだったらしい。
先生がすぐに怒るので、先生と喧嘩した子は、少しの間不登校になったらしい。
さすがに心配した先生はお見舞いに行き、家の人と話をし、その子は学校に来れるようになったらしい。
『その子』っていうのは、お兄ちゃんの親友早元蓮輝(はやもとれんき)くんだそうだ。
蓮輝くんは、あまり発言しなくて、友達も少なかった。『信用できる子がいない。』って言っていたそうだ。
けど、お兄ちゃんはクラスのみんなと仲良くなりたかったらしく、毎日のように話しかけていたら、いつのまにか、信用してくれるようになったらしい。
私は心の中で
『はぁ〜ぁ、なんでこの先生になっちゃったんだろう。。。(((あ、ちょっと失礼か、』
と思った。
中村先生は見た目はクールで優しそうだから、さっき見た時はみんな嬉しかったらしい。けど、名前を聞いたとたんに、クラスのみんなが少し怖がっているような顔をした。
4人は最初『どうしたのかな?』と思って、周りの子に聞いたら、
「え、知らないの?中村凛音先生。1番怖い先生だよ?」
「あ、、、」
「「「ん?莉桜?どうした?」」」
「あ、中村先生って、、、お兄ちゃんが言ってた先生だ、、、」
「「「あ、あのさっき言ってた事?」」」
「そ、そう、それ、、、」
「「「怒られないように気をつけよ。」」」
さっきこの会話をしたばかりだ。
すぐ怒られちゃったよ、、、
絶対変な印象持たれたぁ〜(泣)
最悪だ、もう終わりだ。
「…で、ここはこの様な感じで使ってください。」
「はーい」
とクラスのみんなが、言った。
「じゃあ、ちゃんと覚えてるか確認するから、さっき喋ってたそこの4人。説明してみて。」
え、あぁ、終わった。他のことに集中しすぎて、聞いてないし、、、
「あれ?早く言ってごらん?聞いてないとかは無いでしょうね?」
「「「「は、はい。。。」」」」
どうしよ、、、
すると隣の席の子、綾井玲奈(あやいれいな)が、
「これ見て。(((ボソッ」
と私の机に紙を置いた。
なんだろう?
って思って見てみると、説明された事が書いてあった。
玲奈ちゃんは結構真面目なのかな?と思いながら、その紙に書いてあることを発言した。
すると先生が
「あ、ちゃんと聞いていたのね。なら良かった。」
と言った時にチャイムが鳴った。
「今日はもう帰って大丈夫です。」
「さようなら〜」
「ばいばーい」
と色々な方向から声が聞こえていた。
用意をして帰ろうとしたら、
「「「莉桜!」」」
「ん?どうしたの?」
「さっきの説明聞いてたの?」
と、美佳。
「ボーッとしてたけど、、」
と、桃奈。
「なんかしてるの?」
と、駿太。
「あ、いや、何もしてないよ!あ、ただ、、、」
「「「ただ何?」」」
「ここ先生いるから言いにくいから帰りながらで良い?」
「「「分かった。」」」
帰り道
「「「で、何したの?」」」
「えっと、困ってたら、隣の席の玲奈ちゃんが紙を私の机に置いて、それ見たら、説明されたことが書いてあって、それを言ったの。」
「なるほどな。」
「じゃあ、玲奈ちゃんのおかげじゃん!私たちが怒ららなかったの。」
「確かにそう考えれるね。」
「あ、明日お礼言お。」
「「「そうだね〜」」」
「あ、じゃあ、俺家こっちだから。」
「「「駿太君バイバーイ!」」」
しばらく歩いていると、3人とも家に着いた。
「じゃあ、また明日!」
「うん!」
「ばいばーい!」
ーーー
なんか変な話になったね。うん(((
感想くれると嬉し(