短編小説(駄作)書いてみた
貴方を呼び出した場所でずっと待っているけど、貴方が来る気配は一向にない。
やっぱり私は貴方に必要とされていなかったんだ。
貴方には他に愛すべき人がいたんでしょう。私は貴方に見放されてしまったのでしょう。
それでも、それでも貴方と一緒にいたいと思ってしまう私はどうしようもない阿呆なのでしょう。
私はずっと貴方の事が好きでした。貴方が私を知り合いと認識する前から好きでした。
想い続けてきました。
だけどそれは貴方の足枷となったでしょう。私の所為で貴方に迷惑を掛けたことは何回あるでしょうか。そして、これからも足枷になり続けるでしょう。
それなら、と私は思うのです。
それなら、貴方の事を忘れて仕舞おうと。
きっと完全に忘れて仕舞うことは難しいけれど、それで貴方が幸せになれるなら私はなんだってしてみせましょう。
でも、貴方は私の事を忘れないでいて欲しいな…と思ってしまうのはやっぱり私が阿呆だからなんでしょうね。
貴方を待つために頼んだコーヒーは既に飲み干し、消えていました。
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