小説を書くコツ 比喩を使いこなす
皆さんこんにちは、小説書く夫です。
先週には桜が散ってしまって、少し悲しくなりました(´・ω・`)
…なんていう好感度狙いの話はさて置き、久しぶりの投稿です。
plants worldが終わって完全に気を抜いていました(^◇^;)
今回は比喩についてです。それではどうぞ。
ただ長い例えならOK、長くて分かりにくい例えはNG!!
比喩というものは、例えを使い状況や状態を読者によりわかりやすく伝えるものです。
その比喩が逆に分かりにくくなってはいけませんよね。
例えばですが、この上の画像を説明してみましょう。
「道路はヘビのようにうねり、遥か先へと続いていた」みたいな感じに書けますね。
難しかったら、「途方もなく長い道」のような簡単な文でもいいです。
伝わるのが重要ですのでね!
ここでダメなのが、
「この道は長く続き、まるで道をまっすぐに引き伸ばしたら太陽までも月までも届いてしまいそうなほどに見える」
問題点は
・誇張しすぎ(場合によっては許されるが、この場合では誇張のしすぎはNG)
・何を言いたいかを読者が考えなければいけない(そんなことをするのは詩だけでいいと思います)
です。
これを短くしてみると、
「この道は長く続いていて、太陽までも届きそうだ。」
となります。語り手が小さい子供なら、この文は「子供だから長く感じるのだな」と捉えることもできます。
(子供が地球と太陽の距離を知ってるわけがない、って? それを言っちゃ終わりです)
画像に関係のないところだと、
「私がそう言うと、母は急に飛び起きた。まるで鍋に火をつけたまま放置していて焦げ臭い匂いがしてから気付いた母のようだ」
というような感じかなと思います。
問題点は、
・とにかく長い
・読みづらい
・状況は例えにいらない
です。
これを短くすると、
「鍋に火を付けたままだったことに気付いたかのように飛び起きた」
ですかね。(あまり短くなりませんでしたね)
ということなので、
❶長くて分かりにくい例えは使わない
ということを頭に入れておきましょう。
なるべく日常で目にするようなものに例える
比喩はなるべく日常で目にするものを使用します。
マニアックはダメです、当たり前ですが。
皆さんも経験はないでしょうか?例えば友達がお洒落な格好をしているときに
「やば、めっちゃおしゃれじゃん!おしゃれコウベかよw」
なんて言う人がいたら、どう思います?
「はっ?」ってなりますよね( ̄∀ ̄) ※おしゃれコウベは、パズルゲームのぷよぷよに登場するキャラクターです。
多くの人が知っていると保証できるもので例えましょう。
「お前豚かよ」みたいな低レベルな悪口なども比喩です(この文章で不快になられた方がいらっしゃるのであれば、すぐに削除します。)
人に外見はいじるものではないです、そういう時代です。
話はそれましたが、
❷マニアックな比喩は使わない
ということも覚えておきましょう。
比喩の組み合わせ
例えをするときには、前置きなどの組み合わせが必要です。
説明文なら「例えば〜」「〜のように」などです。まさにこの記事などに使います。
物語であれば、「〇〇はまるで〜」「〜のように**した」「〇〇の**は、〜のようだ」「〇〇は**で、どこか〜に見える。」
と言った感じで前置きを作っていきます。
これを意識すれば、比喩が上手くなると思います!
どうでしたか?
久しぶりの投稿ということで少し張り切ってしまいました( ̄◇ ̄;)
この記事が良かったという方は記事にいいねよろしくお願いします。
それではまた次の記事でお会いしましょう。
>>1
比喩表現の注意点を、分かりやすく、丁寧に教えていただき、ありがとうございました
今後の事に活かそうと思います
確かに、わかりやすくする為の比喩表現なのに逆にわかりにくくなってしまうことってよく見かけます……
タレントさんが笑いの為に敢えてやっていたり、そういう登場人物なら別ですが気を付けていこうと思います!!