【君がいたから】第8話 「気の…せい?」
私はめいとシェアハウスをしていたので、私が帰って来なければめいが心配になるだろうと思い、スマホでめいに連絡することにした。
あすか「ごめん…ちょっと友達に電話してくるから。お泊りの事。」
かなと「うん!オッケー。」
私はお店の端に行って電話をした。
プルルルル…プルルルル(電話を掛ける音)
めい「はい…もしもし…あすか?どうしたの?」
あすか「あのね、私、おばあちゃんに言われて隣町の婚活パーティーに行ったんだけど、そこでかなとって言う人に声掛けられて、ディナー食べたんだけど、夜泊まっていきなって…。めい?大丈夫かな?」
めい「少し心配だけど…。あすかは泊まりたいの?」
あすか「う、うん…。まあ…少しだけ…?」
めい「じゃあ行ってきな。気を付けるんだよ。……はぁ。」
え、えぇ!?あのめいが…ため息をついた!?初めて聞いた…めいのため息なんて…。
どうしたんだろう。あのめいだから…きっと相当嫌な事があったんだろうな…。
あすか「ねぇ…めい?何か嫌な事でもあった?相談なら、私が乗るよ?」
めい「いいよ…。別に………どうせ僕なんか……それじゃあ気を付けるんだよ。また何かあったら連絡して。」
こうして電話が終了した。
んん?なんかめい…僕って言ってなかった??
う~ん。ただの空耳かなぁ?
でも私はかすかに、めいが「僕」と言っていた気がした。
あすか「ごめん!おまたせぇ~!!」
と言って私はお会計のためにかばんから財布を取り出した。
かなと「え…?何やってんの?」
あすか「え…?何って、お金を…。」
かなと「そんなのいいよ!僕が奢るから!」
あすか「あ…ありがとう。優しいね!かなと…。」
私は少し胸がドキッとした気がした。
お会計が済んで、私はまたかなとの車に乗って、かなとの家まで向かった。」
私は車の中でもずっ~とめいの事が気になって仕方がなかった。
心配なのもあるけど、やっぱりさっきの事がどうしても気になった。
う~ん。何なんだろう…僕って。
めいが男な訳も……ないしね。
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はいw
こんな感じ~wwww
どんどんマイペースに投稿していくよん♪