小説「ヤチンゼロエンアパートノハナシ」1ワ「404ゴウ室ト大家サン」
私の住んでいるアパートは綺麗な和室。風呂もキッチンもついている。強いて言えば、床の3ミリ程度の穴から吹き抜ける風が少し寒いくらいだ。でも、このアパートは、
「「変」」だ。
かなり条件がそろってるアパートなのに、家賃が0円なのだ。それに、このアパートに来てから何かを感じ取れるのだ。そして、何よりも怖いのは、
「大家さんとほかの住人さんを一度も見かけたことがない」ということ。
ここにきて間もないころは、これが怖くて怖くて、穴から吹き抜ける風がさらに寒く感じた。2週間たった今、ようやく慣れ始めた。なので、今日はほかの住民さんや大家さんに挨拶することにした。
私「まず話せそうな人は、、、、うーん、、、」
いざ行こうとすると足がすくんでしまった。私は玄関の前でずっと立ち尽くしていた。
もう戻ろうかな、とまた後にしようと考えていた。
???「どうかしましたか?」
私「わぁっ!!!」
私は辺りを見渡した、でも、何も見えなかった。
その時、ふと上を見てみた。
私(きゃぁああああああああ)
そこにあったのは、充血している目玉だった。この人、いや、人ではないものと会話してると思うとぞっとする。
???「驚いた顔をしていますね、あたらしくきたかたですか~」
優しく微笑んでくれた。私は安心してうなずいた。
私「お名前を聞いてもよろしいでしょうか?」
???「私ですか、私の名前は、仁志田 都三郎です。君のことは、お嬢ちゃんでいいかな?」
私「わかりました!仁志田さんですね!お嬢ちゃんでOKです!」
仲良くなったところだし、次は大家さんに家賃を払いに行こう。でも、、、大家さんってどこにいるんだ?
私「あの、、仁志田さんっ大家さんに家賃を払いに行きたいんですけど、、」
仁志田さん「え?大家さんはお金は受け取らないよ?」
>>1
ありがとうございます!
エールの小説づくり頑張れるようにエール送ります?!
いっけぇええいけいけいけいけさくさん!!!!
あ、1こめもらったので2話だしまーす