〚小説〛×バツイチ× #2 不思議な猫
前回のあらすじ:レオは、弟が嫌になって家出をした。
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はぁ、はぁ、はぁ
ここまでくれば大丈夫だろうか。腕についていた時計を見る。6:40pmと書いてあった。
でもまぁ、身長も高いし、服装もそんなに変ではないし、お巡りさんには声をかけられないだろう。
....で、ここはどこだ??
(せめて一日くらいは外にいよう)
お腹すいたな。所持金は... ポケットの中を探った。
8000円...子供一人分...いや、ここは大人一人分は足りるかな。
近くのレストランに寄った。
「いらっしゃいませー」
ずっと外に居たせいか、店内はとても眩しく思えた。
「中華麺を一つください」「かしこまりました。少々お待ち下さい」
(とりあえず食事はできるな。これは450円だから、残り7550円...)
寝袋でも、買うか。
「お待たせいたしました。中華麺です。」
いただきます。うん、美味しい。懐かしい味。
お腹が空いていたせいか、もともと美味しいのか。いや、両方だな。
そんな味にお腹だけでなく心も温まった。
さて、寝袋を買うか。と思ったとき。路地裏に入ると、猫が居た。
漫画でよくあるような、捨ててくださいっていう箱に入った猫。何も知らないような目で、かまってほしいと言わんばかりにこちらを見ている。
「...お前も一人なのか。」
猫の頭を撫でた。すると、安心したような顔で一瞬笑ったように見えた。
「今日からお前はレオだ。」俺の名前とおそろいにした。
俺は猫と一緒に行動することにした。一緒に入っていたタオルと一緒に猫を抱き上げ、歩いていった。
う、うーん。ここはどこだ?
朝になっていた。あのあと、商店街の端っこの方で寝ていたようだ。
レオが、こっちを見ている。近くによっていくと、導くように歩いていった。
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りんとです。
第二話、どうだったでしょうか!
結構長めに書きました。書いてる途中で思ったけど、コレ結構短く終わるかも。
ボイチャができるから、それでラジオ感覚でなんかやってみても良いかも^^
まぁ、結構頑張った。
考察、ファンレター、ファンアートよろ。