蝶々が舞う＃5黄色の隊士、鬼を連れた隊士

第五話　黄色の隊士、鬼を連れた隊士

……鬼殺隊士？この子。

善逸　「イヤァァァァァァァァァ！！！蜘蛛になりたくない！！！死にたくないぃぃぃ！！！」

兄蜘蛛　「お前はもう負けだ！！」

善逸　「イヤァァァァァァァァァ禰󠄀豆子ちゃぁぁぁん！！！」

五月蝿い…けどさっさと鬼を倒してあげますかっ。

アヤメ　「もう大丈夫よ。鬼は私が滅するからね。」

善逸　「ウヒ！美しいお姉様！！鬼は危険ですよ！！」

この子、私が柱だってこと気づいてないのかな…？

アヤメ　「私、柱だからこれぐらいの鬼全然大丈夫だよ。」

善逸　「えっ…？お姉様柱なんですか…？」

アヤメ　「うん。蝶柱、胡蝶アヤメよ。」

善逸　「ほぇぇ。」

兄蜘蛛　「何をのろのろと話してるんだ。もうその黄色い頭はもうじき蜘蛛になるぞ。」

アヤメ　「鬼？あなたあまり調子に乗らないでね？」

兄蜘蛛　「はんっ！女か。」

アヤメ　「蝶の呼吸　伍の型　純蝶花麗！！」

体を回転させて…切る！！

シャキン！！

ボト(首の落ちた音)

アヤメ　「女だからって、舐めないでくださいね？女の柱は3人もいますよ(^^)」

よし！討伐完了✨

善逸　「アヤメさんつぇぇぇ。あっ！俺我妻善逸です！助かりました！」

アヤメ　「うん、いいのよ。無事でよかった！！」

善逸　「ありがとうございました！！」

アヤメ「じゃあ隠が来るのを待っててね！ここにいれば隠の方とあんずが来ると思うから！！」

善逸　「は〜い💕」

この子絶対女好きだな。次行こっ。

空を飛ぶように、蝶のように走る。蝶柱と蟲柱。もうすぐ、鬼殺隊の運命が…変わる。

？？？　「踏みつけないでください！！！」

義勇　「…それは鬼だ。」

冨岡さん？十二鬼月は倒したみたいね。先を越されたわ。冨岡さんと…あの子は…鬼を連れている？