小説 「あの日の夢」第1話「消防車と男」

2 2023/04/03 09:24

「「さようならー」」

            ~放課後~

「ゆづきちゃん~一緒に帰ろう!」

「いいよ~」

「今日さー1時間目のときの先生、がちおもしろかったよねー」

「それな~」

 がたっ

「ねえ、志保ちゃん?」

「なに~?」

「今、物音聞こえなかった?」

「気のせいじゃない?」

「そーだよね」

(でも確かに聞こえたんだよな。気のせいか)

「ゆづきちゃん?」

「ん?」

志保ちゃんが私に近寄り小声で話してくる。

「噂なんだけど、、消防車に乗った男の人が、私たちぐらいの年の子にスリーサイズ聞いてきたんだって」

「え~きもっW」

「それなっWゆづきちゃんも、気を付けてねー。ばいばーい!」

「ばいばーい!」

(今日は夜塾だし近道して帰ろ。ん?あんなところに消防車?もしかして、、、そんなわけないよねー)

私は、消防車の前を通った。その瞬間、消防車の中から男の人が出てきた。そして私に話しかけてきた。

「あの~すみません。お聞きしたいことがあるんですけど。」

「は、はい。」

「スリーサイズを教えてもらっていいですか?あなた胸けっこう大きそうですしCぐらいですかね?」

(めっちゃ直球でくるじゃん。ぎゃくに尊敬するわ!でもきもい、、)

「あのーなんで教えなきゃいけないんですか?」

「あー。今の中学生事故が多くて助けるときに関係するんですよね。あ、分からないのであれば、今、服を脱いでください。僕がはかりますよ。」

(いや、絶対関係ないだろ。てか、どさくさにまぎれてお前がスリーサイズはかるな)

「すみません。急いでいるのでさようなら」

私は急いで逃げた。そのときに、何か男の人が言っていたような気がするけどまあいっか

「ざんねんだなー#$*"#そった@:"!%がないか」

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その他2023/04/03 09:24:17 [通報] [非表示] フォローする
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1: 1コメさん 2023/04/03 09:24:54 通報 非表示

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