【小説】不幸な訳じゃない 2
遥斗 視点
”遥斗は 別に 期待してないから 見せなくていいわよw”
思いもしなかった 言葉 。
今まで ... いい点数を 取ったら 褒めてくれていた 両親が 。
今まで ... 悪い点数を取っても 励ましてくれていた 両親が 。
急に 期待してないと 言った 。正直俺は ショック だった 。もはや今回は100点だ。
これ以上は 両親の 期待に 応えることも できない。
いや ... 期待してもいないのか ...
これからしばらくは 勇斗のことを 恨むようになった 。もしも 勇斗が ...
「お兄ちゃん !あ~そぼっ !」
と 、言っても ...
「おにいちゃ~ん !ここ わかんない~ !」
と 、言っても ... 俺は
「 ... 母さんか 父さんと やれよ ...」
「俺に 関わってくんな ... !」
と弟に対して 反抗する だけだった 。
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