小説 / 本当はね、ただの弱虫
注意:感情や表現の仕方など、読み手の方が理解できない点がある場合がございます。ご了承ください。
自殺、リスカ、鬱、いじめの表現があります。苦手な方はそっと閉じてください。
そう、いつだってこうやって生きてきた。
こんな言葉、ただの言い訳だしきっと人にはわかってもらえない
無理に強がって苦しい気持ちを押し殺して生きてきた私の最後にはぴったりな結末。
薄暗い部屋で血を流しながら、私は一人笑っている。
自分も自分が気味悪いと思う。
あーあ、何でこんなことになったのだろうか。
私はこんなはずじゃなかった
こんなことは望んでいなかった
誰も傷つけないはずだった
みんなに笑顔を届けるため、自分なりに頑張った。
でも、自分の全力は誰からも評価されず、私は閾ェ谿コ繧偵�縺九▲縺�。
もう、言い残すことなんてなにもない。
せめて、最後だけでも_。
いつだろうか、私が皆に嫌われ始めたのは。
学校に行けなくなったのは。
見栄を張って、自分を大きく見せて。その割には正論を言われると何も言い返せないような弱虫。
自分では人を敵に回している自覚など何一つなかった。それほどの相当なクソガキだった。
反感を買うようなことを言うくせに、「傷つけたつもりはない」なんて、そんなの誰も信じてくれるはずもなく、私はとうとう取り返しのつかないところまで来てしまった。
どこにいても監視の目が付いている。
みんなが私の方を見て、噂をしている。
??💬 ねえねえ、あいつだよ。クラスで浮いてる女。
??💬 えーあいつ?まぁ確かに性格悪そうw
顔も名前も知らない人まで、私のことを知っている。
私が何をしたんだろう。分からない。どう考えたって答えは出なかった。
??💬 噂なんだけどさぁ、あいつ○○の彼氏に媚売って色目使ってるってw
??💬 は?マジで?ちょっと許せないんだけど!?ねぇそれどこ情報?
違う、私はそんなことしていない
情報を鵜呑みにしないで、これ以上私を悪者にしないで!!!!
何がダメだったの?全部なおすから教えてよ。今度はもうみんなの気に障ることしないから…!だから__
そんなことがあってから、私はついに学校へ行けなくなった。
家族になんてもちろん言えない。どうしようもないまま、私は鬱に近い症状が表れてきた。
リスカをするようになって、クラスのみんなに囲まれて罵倒される悪夢を何度も見るようになった。
もう、死んでもいいと思った
あの時の些細でくだらないプライドと意地を捨てて、みんなと仲良くできていたらどんなに幸せだったかな、
ぽたぽたと落ちた涙が心と腕の傷に沁みた。
やっぱりバッドエンドいいな…
いつ見ても胸が締め付けられるような辛い(?)小説を書けるようになることが目標です。
是非コメントして行ってください。感想待ってます。