【小説】あなたと、いつか【第九話】
優真視点
こんにちは!幼なじみの鈴原が、お世話になってます!知らんけど。www
俺の過去について、聞いてくれねぇか?
〜〜〜7歳〜〜〜
俺の家の隣に新しい住人が来た。女の子とそのお母さん、いわゆる鈴原だ。
同い年ということもあり、よく二人で遊んでいた。その時は、
「桃香ちゃ〜ん!」「優真く〜ん!」って呼び合ってたなぁ〜。
お母さんとお父さんがいた。
お母さんは、我儘で傲慢な人だった。
お父さんは、純粋でか弱い人だった。
お母さんは、よく、
「仕事遅くなるから。」
っと言って、夜遅くまで家には、帰ってこなかった。
この頃は、まだ、物心もついてなかったから、まだマシだった。
〜〜〜3年生〜〜〜
優真:「お母さんまだ〜?」
お父さん:「優真が寝たら、帰ってくるよ。」
優真:「そっか。」
このときの俺は、お母さんを、怪しんでいた。浮気とかではないか。
物心も、ついてきたからかな。こう思うようになったのかな。
そんなある日、お父さんが出張に行った。その夜に、お母さんが、男の人を連れてきた。
優真:「お母さん、その人誰?」
お母さん:「私の彼氏よ!あんな、か弱い夫なんていらないわ!自己紹介して!」
聡:「うん。俺は、鈴原聡。実験の研究をしているよ。桃香がお世話になってるみたいだね。」
優真:「もしかして、鈴原の、お父さん?」
聡:「元、お父さんかなぁ〜。」
優真:「そうですか」
お母さんは、浮気をしていた。でも、
お母さん:「絶対夫に言うなよ((圧」
優真:「わ、わかった。」
俺は、お母さんの圧に、耐えられなかった。
その次の日、鈴原が、
桃香:「昨日、お父さんにあった〜!(◍•ᴗ•◍)」
と嬉しそうに言っていた。俺は、複雑な気持ちになった。
だって、昨日、こんなことを話していたから。
聡:「今日、桃香にあったんだ。実験台にできるのは、5年生くらいかな。」
お母さん:「そうね〜。物心がつくと、いい実験結果が出るって他に人が言ってたからね〜!」
聡:「2年後会おうって言っといたよ。」
お母さん:「怪しまれなかった?」
聡:「うん。まんまと騙されたよwww」
お母さん:「まだまだ未熟者ね〜!」
俺は、聞いてられなくて、自分の部屋に急いで戻った。
〜〜〜2年後〜〜〜
桃香:「どこ行くの?お父さん?」
俺は、お父さんという声が聞こえてきたので、外に出た。すると、桃香と聡が、一緒に歩いていた。
俺は、迷ったけど、後をつけることにした。そして、森の奥へ来た。
聡と、桃香の会話を聞いて、わかったことがある。
・桃香のお母さんは、聡に殺されたこと。
・お母さんの妹が、桃香の面倒を見てること。
この2つがわかった。
そんなとき、鈴原が、小屋に入れられそうになった。俺はいても立ってもいられずに、
優真:「やめたら?行くよ!」
桃香:「へ?あわわわわ」
そして、家の前まで、走ってきた。途中から、鈴原が、
桃香:「走れないよ〜!」
と言い出したので、お姫様抱っこをしかたなくした。鈴原軽すぎた!
優真:「はい!ついたよ!」
桃香:「ありがとう(☆▽☆)」
その、彼女の無邪気な笑顔に、俺は、
恋をした。_____
そして、今。
自分に誓ったんだ。必ず、何があっても、鈴原を守ると。
だから、助けるんだ。
君の為なら、何でもする_____
続_
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