ネオン演劇団
ladies and gentlemen!
boys and girl‼︎
ようこそお越しくださいました、これより始まりますのは座長ネオンとその仲間達による時にfunnyで時にseriousな物語でございます。
おーっと、これは失礼。
もうそろそろ開演のお時間のようです。
是非、最後までお楽しみくださいませ。
ある日、俺が起きると。
この世界から、「俺」が居なくなっていた。
ボイスチャットでは、りつが誰もいじることなくにこやかに話している。
こさめは、俺とは別の男とペア画していた。
投票トークに、「りうるくんだみょーん」という存在はなかった。
リアルでもそうだ。
俺を虐待していた両親には、子供は3人だけ。
俺は含まれていない。
ネ「一体どういうことなんだよ‥?」
り「ふはははははwざまぁねぇなクソネオンw」
ネ「‥りつ?なぜお前だけが俺の存在を認識している?」
り「お前は勘違いをしているな、哀れなネオンスパークよ。お前は誰にも認識されていないのではなく、認識された上でシカトされているんだよッッ!」
ネ「なんだと!?」
2「本当に可哀想な奴。お前は誰からも愛されずこの先も永遠に孤独なんだよ。クリスマスも街でイチャつくバカップルを指を咥えてクリぼっちでいるしかないのだ。もうお前がどんなに素晴らしいことをしたって、キモいことをしたって反応してくれる奴は1人もいないんだよ!」
ネ「嫌だッッ!嫌だ嫌だ嫌だッッ!孤独は、孤独だけは!そうだ、狐雪!狐雪お前ならば!」
狐「‥‥貴方はだぁれ?ごめんなさい、貴方とは初対面じゃ無い気はするの。でも思い出せない。すみません。」
ネ「どういうことだ⁉︎純粋な狐雪ならばと思ったのに!!」
り「すまないが狐雪ちゃんは俺たちで洗脳させてもらったよ。」
2「狐雪は優しい性格で、最後の最後までお前を忘れまいとしていたがな、」
狐雪「ごめんなさい、本当にごめんなさい。でもどうしても貴方のことを思い出せないの。僕、多分今貴方にすごく酷いことを言っていると思う。不甲斐なくて申し訳ないな、」
2「ほら今ではこの通りだ。残念だがお前は唯一の希望だった狐雪は居なくなった。」
ネ「でも、こさめ、こさめなら」
り「こさめも洗脳させてもらったよ、これでもうこの世にお前の居場所はない。」
ネ「そんなバナナ‥!」
り「お前まだふざける余裕あんのかよ」
2「しぶとすぎるだろミジンコ以下め」
狐「まじで貴方はだれ‥?」
ネ「おのれりつ、2次元!俺は決してお前らには屈しない!」
り「悪あがきだなwww」
2「きゃははははははwwww」
り&2「あーっはっはっはっはっw」