可哀想に… 29
マリア「大丈夫か!?」
私は寝転がっている女の人に話しかける。
この大きさ的に…中学生…だな。
パッと明かりがついた。
そこには3人ほどの女の人が倒れていた。
マリア「なっ!?」
なぜこんなに?
マリア「私はここの部屋を調べる。 君達はこの子達を。」
「「「「分かりました!」」」」
何なんだこの部屋は… ボックス?
開けてみるか。
マリア「これは…ムチ?」
あの子達には…あざがあるな。 ……このムチで叩かれたんだろう…。
可哀想に……。
プルルルル
? 清麗様からだ。
清麗「ちょっとマリア!? 大丈夫!?」
マリア「問題はありませんよ。」
あの子達は大丈夫じゃないけれども。
清麗「警察はもう読んだからSP達は散ってちょうだい。」
マリア「今すぐにここから立ち去ってくれ。 すぐに警察が来る。」
ササっとSP達が散る。
…パトカーの音だ。 近いな。
マリア「でそろそろ切りますね。」
清麗「気を付けなさいよね?」
マリア「もちろんですよ」
プツんと電話が切れた。
ガチャ!
警察1「大丈夫ですか!?」
私はくるりと後ろを向く。
あっ…演技しないとだな。
マリア「あのっ! 助けてください!! あそこに人がっ!」
警察1「人!? ってこの子は大丈夫なのかい?」
マリア「この人は…なぜか分からないけど急に寝ちゃったの。 コップの底に白い粉があるから…何か入れて…たのかな?」
警察1「かもしれないな。」
……あの人達………大丈夫かな。
警察2「救急車お願いします!」
警察3「分かりましたっ!」
マリア「あの…」
警察1「君の名前を教えてくれるかな?」
マリア「私はマリア…。 これに電話をかければ出るから」
って言って私は電話番号(清麗様)のを渡した。
警察1「そっか…あ! もう帰っても良いよ💦」
マリア「では失礼します…。」
私は視界の中で何かが動くのを感じた。
私がそこを見ると銀河が…。
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次回へ続く。
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