可哀想に… 29

7 2023/06/26 10:50

マリア「大丈夫か!?」

私は寝転がっている女の人に話しかける。

この大きさ的に…中学生…だな。

パッと明かりがついた。

そこには3人ほどの女の人が倒れていた。

マリア「なっ!?」

なぜこんなに?

マリア「私はここの部屋を調べる。 君達はこの子達を。」

「「「「分かりました!」」」」

何なんだこの部屋は… ボックス?

開けてみるか。

マリア「これは…ムチ?」

あの子達には…あざがあるな。 ……このムチで叩かれたんだろう…。

可哀想に……。

プルルルル

? 清麗様からだ。

清麗「ちょっとマリア!? 大丈夫!?」

マリア「問題はありませんよ。」

あの子達は大丈夫じゃないけれども。

清麗「警察はもう読んだからSP達は散ってちょうだい。」

マリア「今すぐにここから立ち去ってくれ。 すぐに警察が来る。」

ササっとSP達が散る。

…パトカーの音だ。  近いな。

マリア「でそろそろ切りますね。」

清麗「気を付けなさいよね?」

マリア「もちろんですよ」

プツんと電話が切れた。

ガチャ!

警察1「大丈夫ですか!?」

私はくるりと後ろを向く。

あっ…演技しないとだな。

マリア「あのっ! 助けてください!! あそこに人がっ!」

警察1「人!? ってこの子は大丈夫なのかい?」

マリア「この人は…なぜか分からないけど急に寝ちゃったの。 コップの底に白い粉があるから…何か入れて…たのかな?」

警察1「かもしれないな。」

……あの人達………大丈夫かな。

警察2「救急車お願いします!」

警察3「分かりましたっ!」

マリア「あの…」

警察1「君の名前を教えてくれるかな?」

マリア「私はマリア…。 これに電話をかければ出るから」

って言って私は電話番号(清麗様)のを渡した。

警察1「そっか…あ! もう帰っても良いよ💦」

マリア「では失礼します…。」

私は視界の中で何かが動くのを感じた。

私がそこを見ると銀河が…。

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次回へ続く。

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