【小説】ゼロの悩み ジバコイルとサザンドラの喧嘩
〜ブレイブアサギ号〜
リコです。先日、ライジングボルテッカーズに新しい仲間、サトシ、トオイ、ヒガナ、ルチア、ヒカリ、シンジ、リント、レジーナ、ゼロ、トウコ、シューティー、リーク、Nさん、アクロマさん、セレナ、アラン、マノン、ミヅキ、リーリエが仲間になりました。あ、ドレッドさん、ジャンタさんは故郷に戻り、ヒトミさんはゼロとオリオに何か話をして、そのままどこかへ行ってしまいました。ちなみにリークはチャンピオンランクのネモと知り合い………………というか、リークも同じ『オレンジアカデミー』に通っている、しかも同じクラス…
リーク「サトシ！手合わせを願いたい！」
サトシ「わかった！手加減なしで頼むぞ！」
リコ「サトシ達のバトルってすごいの？」
N「そうだね…サトシは世界王者、ボクは実質チャンピオン並みのトレーナー、アランはカロスリーグ・ミアレ大会優勝、ヒカリ、セレナ、ルチアは有名なパフォーマー、トオイはボクと同じく、チャンピオン並みのトレーナー、肩書きは『裂空の貴公子』」
ロイ「それじゃあ、Nさん達は有名人って事！？」
N「そうだね」
リコ「そしてリークもチャンピオンランクのトレーナー…」
リーク「チャンピオンランクになったのは最近、あの馬鹿ネモと戦うより、サトシやマコ、タツキと戦った方が安全だ」
サトシ「マコ？タツキ？」
リーク「会った事があるはずだ………………さあ、やろう！」
ロイ「ウィングデッキに行こう！」
〜ウイングデッキ〜
ジバコイル｢ｼﾞﾊﾞｧｧｧ!!💢｣
サザンドラ｢ｻﾞｧｰｯ!!💢｣
ゼロ「お前達…良い加減にしてくれ…」
リーク「これ…誰のポケモン？」
サトシ「ゼロのジバコイルとサザンドラだよ…」
ロイ「かっけぇ！！✨」
ロイのスマホロトム『ジバコイル
じばポケモン
でんき・はがねタイプ
3つの ユニットから 磁力を だす。 夜空を 飛ぶ ジバコイルを UFOと 間違える 報告が 多発。』
リコのスマホロトム『サザンドラ
きょうぼうポケモン
あく・ドラゴンタイプ
昔 人が 邪悪 そのものと 忌み嫌い 攻撃し続けたため 凶暴になったと 言われている。』
サトシ「まだ喧嘩してるの…？」
ゼロ「そうだ…」
サザンドラってポケモン………………凄く怖いです…
ゼロ「面倒な時にはスピアーに止めてもらうんだが、誰にも止められない…スピアー…」
スピアー｢ﾋﾞｨｨｱ!!｣
ゼロ「…頼む」
スピアー(またかよ…)
リコ「この子がスピアーね」
リコのスマホロトム『スピアー
どくばちポケモン
むし・どくタイプ
集団で 現れることもある。猛スピードで 飛び回り お尻の 毒針で 刺しまくる。』
リーク「最初から仲が悪いのか？」
ゼロ「いや、前までは仲が良かった…ある日アローラのイベントで…」
〜とある日のアローラ地方〜
アナ「さぁ！第一回・アローラ空中レースを開始します！参加者は………………ん？ちょっとそこの選手！！」
ゼロ「ん？私か？」
アナ「そうです！！ジバコイルにライドするなど危険すぎです！！」
ゼロ「あなたもジバコイルに乗っているが…」
アナ「私は大丈夫です！何よりジバコイル被りは困ります！！他のライドポケモンで参加してください！！」
ゼロ「では、サザンドラは？」
アナ「はい！OKです！」
結局私はサザンドラで参加することになり、優勝したが………………
ジバコイル｢ｼﾞﾊﾞｧｧｧ!!💢｣
サザンドラ｢ｻﾞｧｰｯ!!💢｣
ゼロ「これは永遠に続きそうだ…」
〜回想終わり〜
リーク「それでジバコイルが嫉妬したと…」
ゼロ「私のせいでな…」
サトシ「バトルの時は仲が良いんだ」
ゼロ「リコとロイは喧嘩をする事は無いのか？」
ロイ「ないよー」
リコ「私も………………といっても出会ったのは最近」
ゼロ「君達は運命に導かれし者か…」
ロイ「え？何？」
ゼロ「本来出会うはずのない者達がこうして出会った、リコとロイの持つ物に選ばれた」
リーク「リコとロイは運命的な出会いをした。レックウザやルシアスに選ばれたと思う」
ゼロ「正直、羨ましいよ」
リーク「で、ジバコイルとサザンドラの喧嘩を止める方法は？」
ゼロ「全て試したが、無駄だった」
リコ「…ロイ」
ロイ「うん…一か八かやってみよう！」
リコ「ジバコイル！サザンドラ！喧嘩はやめて！」
ジバコイル｢ｼﾞﾊﾞｧ?｣ｷﾞﾛﾘｯ…💢
サザンドラ｢ｻｻﾞｧ?｣ｷﾞﾛﾘｯ…💢
ロイ「ジバコイル！拗ねる気持ちは分かる！けど！喧嘩はダメだよ！」
ジバコイル「…」
サザンドラ「…」
ジバコイル｢ｼﾞﾊﾞｧ…｣
サザンドラ｢ｻｻﾞｧ…｣
サトシ「謝ってる！？」
ゼロ「何…だと…！？」
リーク「信じられない…」
ゼロ「君達…どうやって…！？」
ロイ「え？普通に止めたけど…」
ゼロ「ああ…奇跡だ…君達に何と礼を言ったらいいか…」
リコ「お…お礼は大丈夫だよ！」
ゼロ「君達は素晴らしい！流石はルシアスに選ばれし者だ！…隠すつもりはなかったが…」
サトシ、リーク、リコ、ロイ「？」
ゼロ「君達はカレーは好きか？」
サトシ「大好きだぜ？」
リーク「好みだ」
リコ「好きです」
ロイ「辛いの大好き！」
ゼロ「よし！礼として、私がカレーを作ってやろう！」
続く