【ゆっくり小説】こいしは妹です!?#2
注意⚠️
・東方二次創作です
・低クオリティです。
・パート1(#1)を読むと、よりお楽しみいただけます。
・こいしが可愛すぎて推しな人もそうでない人も尊死する可能性が大きいです。
以上大丈夫な人は本編へどうぞ!
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こいし「私のこと、可愛がって〜♡」
蓮「…………かかかかわいが!?る!?」
俺は星希蓮。どこにでもいるようなイケメン中学生なのだが…今、自称妹のこいしに『可愛がって』と言われてしまった。
自称と言うのは、先ほど父さんが妹を隠していたことを告白した。で、その隠していた妹が、こいしって訳さ。でも違和感を感じ、妹を偽っているんじゃないかと俺は考えた。だから俺の中ではこいしは俺の『自称』妹って訳だ。
さて…………。可愛がるとは言われたものの…………。
蓮「…………恥ずいんだが。」
こいし「えー?何でよー?」
蓮「いや急に見知らぬ女の子に『可愛がってーはあと』って言われたら恥ずかしいだろ!?」
こいし「そんなものなのかなー?私の知っているお兄ちゃんは、そんな臆病じゃないはずよ。」
…………臆病とこれは話が違うんだがな…
こいしを可愛がる…………………………………………よく考えればご褒美だよな。
それに頑固な父さんが妹といったからには、仲良くしないとだよな、これから一緒に生活する訳だし。
蓮「…………何をすればいいのか?」
こいし「やっと可愛がる気になったんだ〜♪そうだね、たとえば〜〜…なでなでとかっ!」
蓮「なななななでなでだと!?」
こいし「やって♡」
蓮「…………。」
俺はこいしの頭を触る。そして、手を左右に動かす。あああ、こんなこと美少女にするなんて、キャパオーバーだわ…………
こいし「なでなでって言って」
蓮「なで、なで〜…………」
こいし「きゃはっ♡ありがとっ♡これでもう私達は正真正銘の兄弟ってことね!!!!!!」
蓮「あ、ああ〜。」
…………なでなでしちまった。これで良かったんだ、これで…………
今日でこいしは本当の妹になったということにしよう…。
…そーんな良い雰囲気の俺たち二人だが…
父さん「夕飯が出来たぞ」
蓮・こいし「はーい。」
食卓に皿を次々と運んでいく。そうして、全てが並び終わったので、俺たちは手と手を合わせる。
蓮・こいし「いただきます!!」
こいし「んー♪おいしい!」
蓮「うちは父さんが料理を作るんだが、中々美味いだろ?」
こいし「いや、流石に食べたことあるよ?でも、やっぱりお兄ちゃんと食べてるからかな♪」
こいつ…………。一体どこまでシスコンなんだか。
まあ、可愛いから良いとしよう。
蓮「そういえばこいしは今までどこにいたんだ?」
こいし「えっ?ああー、押し入れに潜んでいたんだ♪」
蓮「いや、狭いだろ!?」
こいし「意外といけるんだよ、押し入れ生活!」
蓮「いやいや、俺は1日で勘弁だわ!!」
こいし「お兄ちゃんってば♡」
父さん「仲が良さそうで良かったよ。」
蓮「父さん…。俺、お兄ちゃんだもんな。これからも頑張るぞー!」
父さん「そうだ。それでこそお前は俺の息子だ。」
そうして、俺たちはスプーンを走らせるのだった。