[小説]生きると死ぬ 1
あーわかんねー
「死」についてなんて何がわかるってのよ
別に俺死なないんだしさ、どうだっていいじゃないの
なのに先生の野郎
''一週間以内に死についての作文をかけ
なんて。わかるはずないっつーの
まぁ一週間あるしね?別に今日じゃなくたっていいや
俺はそうやってシャーペンを乱暴に筆箱に叩きつけた
「作文かけた?」
颯斗だ。こいつは優秀なんだよな。顔も良くて頭いいとか本気ムカつく、捻り潰したい
「かけてねーよ。お前はもうかけたんだろ?天才は羨ましーぜ」
「いや、俺もかけてないんだよな」
え、あそうなんだ
なら俺はかけなくていいってわけね←
「それより今日ゲームしね?」
俺今日塾なんだよな、どうしよう
「あ、俺今日塾だわごめ」
「全然いいわ!塾がんばー!!」
キーコーンカーコーン
帰宅時間だあああああああああ
早く帰ろ
帰ったら何しようかな
俺はそう思いながら走って帰った
まさか俺が「死」について考えされられるなんて知らずに__
すいません、少しアドバイスしていいですか?トートで小説を投稿する人に多いんですが、
.話し言葉を多く使う。
.「」がおおい。
.話しが唐突。
というものがあります。これらがある限りどうしても違和感が残ってしまいます。たとえばですが、
「死について作文を書いてくるように。」
5時間目の終わり頃だっただろうか。口頭一番、先生がそういった。
死?死について?教室か少しざわつく。宿題を提示したのかあくまで授業の一貫なのか。それすらも分からなかったが、僕はすでに頭を悩ませていた。当然、いままで生きてきて死についてなど考えたこともない。
「一週間あるぞ。」という先生のつけ加えはもはや耳にはとどいていなかった
作文用紙を前に、握っていたシャーペンをコロリ、とおいた。今はまだ、書けない。
ふと、肩に手を置かれる感触を覚えた。骨ばった、男性の手だ。振り返る前に、「颯斗」そう言い当てた。
颯斗というのは僕のクラスメイトで…、
みたいな?感じにしてみたらいいかと…、