【占い】意味が分かると怖い話

私の名前は「山井　おきな」12才。

最近、私のクラスではこんな噂が流行っている。

『ある呪文を紙に書いてしまったら○ぬ』

という噂だ。

友達の「ひなの」にその話をしたら、

「へぇ～。そんな噂流れてるんだ。」

「そうそう！ちょっと面白いけど

　そもそも呪文を知らなきゃいいだけじゃん」

「あ！私も少しだけ知ってるんだけど、

　その誰かが呪文を相手に伝えて呪文を書かせるんだって」

「そんな簡単に騙される人いるのかな〜ｗ」

と私は、ひなのに笑いかけた。

ひなのも笑顔で笑っていた。

その時ひなのが

「あ！そういえば、おきな。最近、

　男運が悪いって言ってたよね。」

「あ、、、。うん」

「だからね。心理テストの裏の表紙にこのCD

　がついてたんだけどね。このCD、

　実際の占い師さんの声の録音がついてて

　この占い師さんのCD通りに占いをすれば願いが

　１００％の確率で願いが叶うんだって！」

「え？なんかしてみたい！」

「分かった！じゃあ貸すね。」

といってひまりはランランしながら教室に戻っていった。

(なんかすっごいやってみたい！ちょうど片思いしてたしやってみよ)

家に帰ってから、

「よし！CDの占い聞いてみよう！」

CDの内容は

「今これを聞いているあなた。誠にありがとうございます。

　今回はこの占いをやってみましょう。

　まず私が、カミサマ。カミサマ。どうか私を。

　と３回唱えてください。

　そしてその唱えた呪文を覚えているか。で

　占いをやってみます。それでは、よーい始め！」

おきなが

「カミサマ。カミサマ。どうか私を。」　

と３回唱えてからさっそく覚えたとおりに記号を描き始めた。