【小説】東方幻想色 第Ⅶ章 東風谷早苗の幻想色

27 2024/01/26 22:24

私は幻想入りする前、普通の女子学生だった…のかな…

【東方幻想色 第Ⅶ章 東風谷早苗の幻想色】

これは、私が幻想入りする前の話。

私は普通の子とは少し違った。

〚神の血を引く人間〛

だったからだ。

別に、そのことは私は嫌ではなかったんだ。

でも…

変人扱いされたんだ。

あれ?私…誰かに言ったっけ?

私…広めるようなこと、したっけな?

………親友に…言っただけ…だよね?

親友に、裏切られたの…?

親友と思っていたのは私だけ?

早苗「何でそんな事をしたの?言わないでって言ったじゃん!!!」

親友?「そんなぁ…理不尽だよ…私、そんなこと言われた記憶ないよ…?」

親友?は泣き真似をした。

周りの子は「早苗ちゃん…」「変な人…」「こわ…」「ひどい!!」「理不尽」とかそんなことばっか言ってたっけ。

早苗「…何、被害者ヅラしてるの?」

親友?「なによ…なによ!この変人!人でなし!近寄るな!!」

早苗「うぅ……」

私はその場に座り込んだ。

………私、やっぱり変なんだ。

言わなければ…あの子とずっと…仲良くできたのかな?

…もう、分かんないよ。

これに苦しめられるの…もう…懲り懲りだよ…

私はその日、苦しくて学校から飛び出した。

雨の中、独り。

こっそり抜けだした。

早苗「はぁ...もう嫌だよ...」

なんで私が悪いの?言った私が悪いの?

もう...無理。

???「どうしたの?」

そんなとき、誰かがやってきた。

早苗「神奈子様…」

神奈子「…風邪を引いてしまうかもしれないから、一旦神社に入りなさい。」

早苗「神奈子…様…うぅ…」

神奈子様は私をそっと慰めてくれた。

私は全てを話した。

神奈子「それは辛かったな。でも…」

諏訪子「おかえり、早苗!!」

神奈子「ここには素晴らしい家族がいる。家族…少なくとも私達は裏切らないから。」

諏訪子「大変だったね…」

早苗「何でその事を?!」

諏訪子「盗み聞きしちゃった…ごめんね、早苗?」

私は涙が溢れ出た。

早苗「そう…ですね…気にしないでください、諏訪子様!私にはこの大切な家族がいるんですから!!」

神奈子「そうか…そう思ってくれるなら、幸いだな…」

その頃空はスッキリ晴れ渡っていた。

まるで…私の心を映す鏡みたい。

この守矢神社の家族たちは

【裏切らない愛と神とその血を引く東風谷早苗の色】

に染まっている。

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タグ: 小説 東方幻想色 Ⅶ章東風谷早苗

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アニメとゲーム2024/01/26 22:24:52 [通報] [非表示] フォローする
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2: 十六夜 @gfgvgfyvglvo 2024/01/27 08:09:53 通報 非表示

神奈子も諏訪子も早苗のことを慰めてくれて優しい家族だね!

 何で、早苗が神の血を引いているのを知ってるんだろ?

他の理由で変な人って言われたのかな?


>>2
ごめんなさい!

私の語彙力の問題です!

早苗→親友?に自分の秘密を親友と思っていたから打ち明けた 言わないでって言った

親友?→すごいと思って周りに広める→その周りが変人認定して早苗をいじめる早苗が帰ったあと、言わないでって言われたことを思い出した

みたいな感じですかね

わかりにくくてごめんなさいm(_ _)m


4: 十六夜 @gfgvgfyvglvo 2024/01/27 15:01:26 通報 非表示

>>3
なるほど早苗が神の血を引いているという事を親友?が凄いと思い周りに広めたと


>>4
そゆこと!


6: 十六夜 @gfgvgfyvglvo 2024/01/28 07:32:30 通報 非表示

>>5
なるほど


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