【小説】東方幻想色 第Ⅶ章 東風谷早苗の幻想色
私は幻想入りする前、普通の女子学生だった…のかな…
【東方幻想色 第Ⅶ章 東風谷早苗の幻想色】
これは、私が幻想入りする前の話。
私は普通の子とは少し違った。
〚神の血を引く人間〛
だったからだ。
別に、そのことは私は嫌ではなかったんだ。
でも…
変人扱いされたんだ。
あれ?私…誰かに言ったっけ?
私…広めるようなこと、したっけな?
………親友に…言っただけ…だよね?
親友に、裏切られたの…?
親友と思っていたのは私だけ?
早苗「何でそんな事をしたの?言わないでって言ったじゃん!!!」
親友?「そんなぁ…理不尽だよ…私、そんなこと言われた記憶ないよ…?」
親友?は泣き真似をした。
周りの子は「早苗ちゃん…」「変な人…」「こわ…」「ひどい!!」「理不尽」とかそんなことばっか言ってたっけ。
早苗「…何、被害者ヅラしてるの?」
親友?「なによ…なによ!この変人!人でなし!近寄るな!!」
早苗「うぅ……」
私はその場に座り込んだ。
………私、やっぱり変なんだ。
言わなければ…あの子とずっと…仲良くできたのかな?
…もう、分かんないよ。
これに苦しめられるの…もう…懲り懲りだよ…
私はその日、苦しくて学校から飛び出した。
雨の中、独り。
こっそり抜けだした。
早苗「はぁ...もう嫌だよ...」
なんで私が悪いの?言った私が悪いの?
もう...無理。
???「どうしたの?」
そんなとき、誰かがやってきた。
早苗「神奈子様…」
神奈子「…風邪を引いてしまうかもしれないから、一旦神社に入りなさい。」
早苗「神奈子…様…うぅ…」
神奈子様は私をそっと慰めてくれた。
私は全てを話した。
神奈子「それは辛かったな。でも…」
諏訪子「おかえり、早苗!!」
神奈子「ここには素晴らしい家族がいる。家族…少なくとも私達は裏切らないから。」
諏訪子「大変だったね…」
早苗「何でその事を?!」
諏訪子「盗み聞きしちゃった…ごめんね、早苗?」
私は涙が溢れ出た。
早苗「そう…ですね…気にしないでください、諏訪子様!私にはこの大切な家族がいるんですから!!」
神奈子「そうか…そう思ってくれるなら、幸いだな…」
その頃空はスッキリ晴れ渡っていた。
まるで…私の心を映す鏡みたい。
この守矢神社の家族たちは
【裏切らない愛と神とその血を引く東風谷早苗の色】
に染まっている。
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神奈子も諏訪子も早苗のことを慰めてくれて優しい家族だね!
何で、早苗が神の血を引いているのを知ってるんだろ?
他の理由で変な人って言われたのかな?
>>2
ごめんなさい!
私の語彙力の問題です!
早苗→親友?に自分の秘密を親友と思っていたから打ち明けた 言わないでって言った
親友?→すごいと思って周りに広める→その周りが変人認定して早苗をいじめる早苗が帰ったあと、言わないでって言われたことを思い出した
みたいな感じですかね
わかりにくくてごめんなさいm(_ _)m