【調理実習】意味が分かると怖い話

私の名前は【佐藤　つゆか】11才。

今日は、初めての調理実習。

家庭科の先生、【藤野先生】が

「みなさーん！今日は初めての調理実習！

　緊張している人も多いのではないでしょうか。

　そして今日作る料理は、カレーライスです！」

つゆかと同じ班の【星田　そうた】が

「せんせー！！包丁は使うんですか？」

と質問した。藤野先生は

「もちろん使うぞ！」

と返事をした。

そしてさっそく野菜を水で洗っているとそうたが、

「ねぇ。つゆか藤野先生に包丁もらってきてくれない？」

と話しかけた。

「うん。いいよ」

そして藤野先生のところへ向かった。

「どうした？佐藤。」

「あの、包丁をもらいに来ました！」

「あぁ。わかったわかった。」

そう言って藤野先生が包丁の保管庫に鍵をさして

包丁を取り出した。

「危ないから、まな板に乗っけて持っていくんだぞ。」

「分かりました。ありがとうございました」

そう言ってからそうたの班に戻った。

「そうた。包丁もらってきたよ。」

「あ、せんきゅー」

そしてさっそくカレーを作った。

30分後

「やったな。つゆか！カレー完成したぞ！」

「ほんと！？やったー！」

「俺達の班が一番にカレー出来上がったみたいだな。」

「じゃあ、早速、味見しちゃう？」

「そうだな。味見しちゃおう・・。」

とコソコソしていると、担任の松永先生が

「ちょっと、ふたりとも！一番最初に出来上がった班が

　藤野先生にカレーをつぐっていう約束だったじゃない！」

と叱られてしまった。

「じゃあ、そうた。藤野先生に小皿に入れたカレー

　持っていってくれない？」

「あ、あぁ。ごめん、つゆかが持っていって」

「あぁ。うんわかった」

そして藤野先生に持っていった後、

私はずっと、そうたは藤野先生が嫌いなのかな？と思っていた。

次の日、そうたが◯された。

調査隊が調べると、何者かに家庭科室にあった包丁でさされて◯されたんだって。