【参加型】4話…だった気がする

7 2024/03/16 16:36

タイトルが未定な為、タイトルは書いていません。

参加者はこちら(↓)で募集しています。

https://tohyotalk.com/question/635906

とても長いです。

✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••

𝕰𝖕𝖎𝖘𝖔𝖉𝖊 𝕱𝖔𝖚𝖗

学園全体放送が入った

ピンポーンパーンポーン

『至急、泣月 白乃、

カッド・シュヴァルツは

生徒会室に来て下さい。』

もちろんその時教室で

授業を受けていた二人は呼ばれる。

教室で真面目に

ノートを書いていた

白乃は小さな声で呟く。

「めんどくさ…(小声で)

…え〜、なんで私が呼ばれるのかなぁ?

でも、早く行かなくちゃ!」

たまたま隣の席だった

カッド・シュヴァルツ。

白乃の呟きが聞こえていた。

(え…?さっきまであの子

くっそ清楚キャラだったよね!?

もしや、腹黒…!?…

とりま生徒会室行くか〜…)

*:・゚..。+:☆〜少女移動中〜。*:・゚..。

「めんどくせぇ…(小声)

ここ?早く入らなきゃ!

「しきゅう」って

言ってたもんね!」

「あ、うん…(引)」

白乃がドアを開け、

勝手にドアが閉まった。

ガチャ キィィ バタン

「失礼します!」

「え、あ、失礼します…」

もちろん、中には生徒会長の

ソアラと副生徒会長のポミエが居る。

「そこ、座っていいよ〜」

元気なポミエが声をかける。

「はい!」

「あ、ありがとうございます…?」

先程まで口を開かなかった

生徒会長が急に話し始める。

「はぁ…。君達、なんで呼んだか分かるか?」

少し間を置いてから、白乃が答えた。

「ん~と、わかりません!」

「多分次の生徒会決めじゃないかな…?」

「ああ、そうだ。

…そして、

君達は生徒会委員に選ばれた。」

「え〜!私が?!」

「猫被りは此処ではしなくて良い。」

「チッ」

辺りに白乃の舌打ちが木霊する。

「なんで分かったんだか。」

「魔法。

心を読む魔法もあるからね。

この英雄様にはお見通しなのさ!」

すかさずポミエが答える。

※英雄というのは思い込みです

「…そいつは思い込みだから

気にしないでくれ。

…ようこそ。生徒会へ。」

こうして新たな生徒会メンバーが生まれた。

*:・゚..。+:☆。*:・゚..。+:☆。*:・゚..。+:☆

ある日の1年。3時間目──

何故か1年の担任のスマホが鳴る。

あわてて担任はスマホで通話する。

何かを聞いた後、

担任は急いで教室を後にした。

数分後、

生徒会長と副生徒会長が入ってくる。

教室の空気が一瞬にして

張り詰めた瞬間である。

「…。」

生徒会長は何も言わない。

代わりに副生徒会長が口を開く。

「君たちの担任の先生が急用で、

授業ができなくなってしまったんだ。

かわりに私達が来たというわけさ!!」

「…私達が教えるのは、

未来・過去を見通す呪文だ。」

これまで魔法を

教えてもらえていない

1年生がざわつく。

「え!?魔法!?やったぁ!!」

つい、前の方の席にいる少女が

声を上げてしまう。

「そこ、うるさい。

…これから私が呪文を詠唱させてもらう。

行くぞ?」

「ソアラ(生徒会長)の呪文って

普通の魔法使いは

ついて行けないんだよねぇ」

ポミエの言葉に

ソアラは怪訝そうな顔をしたが

呪文を詠唱し始める。

「《𝓐𝓿𝓮𝓷𝓲𝓻 𝓻𝓮𝓰𝓪𝓻𝓭𝓮𝓻》」

杖を振りながらそう唱え、

辺りが碧く、眩い光に包まれた。

多くの生徒が不思議そうに、

けれど目を輝かせながら

生徒会長を見る。

光はゆっくりと消え始め、

完全に消え去った後、生徒会長は言った。

「今のが未来を見る呪文。

次は過去を見通す呪文だ。」

と、唐突にポミエが1年に問いかける。

「今の生徒会長の

発音聞き取れた人手を挙げて〜!」

クラスの全体が手を挙げなかった。

もちろんクラスで

一番勉強が苦手な

ヒナ・エイムズなんかは

ポカンとしていたし、

育ちの良さそうな

シエリ・フローラルも

目を瞬かせていた。

流石にヤバいと思ったのか、

ポミエが黒板に発音を書き始める。

けれど、そんな事はお構いなしに

生徒会長は杖を振り始める。

「《𝓟𝓪𝓼𝓼𝓮 𝓻𝓮𝓰𝓪𝓻𝓭𝓮𝓻》」

次は紅く、儚い様な、

弱々しい光が辺りを包み込む。

この光が指し示す意味を

ポミエは知っていた。解っていた。

なぜなら、

光の色や輝きは唱えた者の

未来や過去に反映しているわけで、

つまり生徒会長の過去は──

そんなことを思ったポミエだが、

口には出さず、考えなかったことにした。

そして、

靜かに黒板にその呪文の発音を書いた。

✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼

あとがき

ほんとに今回は長かった…

1時間で書いています

ちなみに1つ目の呪文は

翻訳すると「未来 見る」。

2つ目の呪文は「過去 見る」になります。

Google先生ありがとう…

この小説に使っている言語は

仏語(フランス語)です。

てかトピ画の画質わっる((

手描きなのにぃ…

            主

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その他2024/03/16 16:36:37 [通報] [非表示] フォローする
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読んでみたら、4話でした


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