【参加型】1話 どおおおおおおおおん！！！！

前の話（プロローグ）

https://tohyotalk.com/question/642412

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プロローグから少し前の日、

『特殊魔法特別進学科』

そうドアに書かれた教室の前にオルガと相棒のオーボエが立っていた

魔法特性のあるものしか入れないこの高校の、さらに高度な魔法使いのみが入れる

特別な学科

「最強の魔法使いを選出してきた科…にしてはただの普通の教室だけど

マジでここであってんの？」

スマホをいじりながら聞いてきたオーボエ、

「スマホいじんのやーめーろ！！バレたらどうすんだ」

小声で注意するオルガ、

「ところで紹介とかないのか？俺たち一様転校生扱いだろ？担任とかおらんの？」

たしかに、と首を傾げるオーボエ、

そうしてドアの前で入るタイミングを伺っていると…

どおおおおおおおおおおおおおん！！！！

「うお！！！！」

爆音と共に人がドアを粉々に粉砕して飛んできた。

さらに鉄筋コンクリートでできている柱に打ち当たり校舎内が共鳴しだす

「うわーw飛んだねぇ、ミカエルが可哀想じゃんw」

「何、こんぐらいでは痛くも痒くもないぜ‼︎」

やべぇ笑みを浮かべた奴が、やべぇやつと嬉しそうに話している

「「いや………絶対肋折れてんだろあの音は」」

もちろん同様を隠せない2人にミカエルと呼ばれた人が話しかける

「お？！お前ら一年か？ようこそ進学科へ‼︎」

「帰っていいですか？」

「え酷ない？」

オーボエの間髪入れぬ申し出にミカエルさんも間髪入れず反応する

いや…ミカエルさんめり込んでますけどコンクリに……

見かねてか優しそうな女の子が話しかけてきた

「あの…その…、一年、だよね？

私も一年なんだ…一緒に頑張ろ…！」

目の前にいるのはかなり美人な人

少し恥ずかしそうにして…

…ってオルガ気絶してるし、

その後、なんやかんやありやっと自己紹介になった

「どうも‼︎ミカエルでーす‼︎」

本名をミカエル・クレーカが元気よく挨拶

先程コンクリの柱を一本薙ぎ倒した2年の先輩だ

「ヌココだよ〜よろしくね〜」

ヌココ・フラリエルちゃん、

触れなかったが、ミカエル先輩を吹き飛ばしたとんでもないやつだ

「三笠です…よろしく…」

東郷三笠さん、名前からして極東諸国出身だろう、

さっき話しかけてくれた人だ

「最後に、エリアだ、1、2年のまとめ役となっている。よろしく」

エリア・ローズ先輩、この中でも一際目立って魔力が多い

けだるそうに挨拶をする彼女だが、そこに立っているだけで

普通の人なら恐怖するだろう

「エリア先輩‼︎三年の皆さんはどこへ？」

「そういえばオルガとオーボエには説明していなかったな」

エリア先輩が説明してくれる

まるで先生みたいだ

「今、三年生は討伐依頼兼実習に行ってる

もう少ししたら帰ってくるが、入れ替わりで2年も出発する

そろそろ2年も出発の準備を済ませておけよ」

「ウッス‼︎‼︎」

ミカエル先輩が元気よく返事

そのあと、先輩たちは僕達一年と少し話したあと校舎内から出た

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私たち2年一行は校舎を出て現地に向かう

もう慣れた討伐依頼だし、みんな問題なさげだ

「なあ、新しく入った一年、まとめ役としてはどう見るよ」

ミカエルが一年のことについて聞いてくる

「私達が1年として入ってきた時となんら変わらん、」

「なんだよ…その反応は…」

ミカエルが変な顔で睨む、

「でも、楽しみだね」

ヌココはキラキラした目で言う

そんな時だった、

「ん？？」

バスのすぐ横で、僅かな魔力の揺らぎが感じられた

この反応は………

「なんだろうね、さっきの」

さっきまで笑ってたヌココも真剣な顔で言う

「追うか？」

「いや、この揺らぎはそんな大きくない

大事にはならんだろ」

「そうならいいけど」

ああ、まあ確かにこのぐらいでは大事にはならない

大事にはならないが…

（どうか“あいつら”ではないことを願おう）

バスのはいつも通り、校舎から離れて行った

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はい！ここまで‼︎

ちょっと長かったな‼︎