テトリス(曲)風フランちゃん現パロ小説(注・クソな小説(笑)です)
【注意】
・はっきり言ってクソ小説。文章力ゴミのバカが自己満で書く小説(笑)です。
・いろいろと独自設定が出てきます。
・主人公はフランちゃんです。テトさんが見たくてこの小説(笑)を読もうとしてる方はお帰り下さい()
・現パロです。
・それでも読むという物好きな方は、ゆっくりしていってね!!!
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1,
「・・・フランちゃん?ネットは今はしちゃいけないって、私言いましたよね?」
知ってる。そんな事分かってる、でもどうしてすぐ知ってしまうの?
どうしてすぐ、言ってしまうの・・・?
「うるさいなあ咲夜さん、あっち行ってよ!どーせお母さん『代理』のクセに!」
・・・あぁ、またやっちゃった。
もの悲しそうな顔で、遠ざかっていかれる・・・
頭ではもう嫌という程分かっているのに。
口が言う事を聞かないよ。
こうも考えてる間も、私の指先はネットを求めている。
私の唯一の友達を、
はぁ、私ってダメな子だなあ・・・
『近未来しか勝たん』な昨今の世の
落ちこぼれ。
情報の海に溺れ、他者からの反応に乞われて、いつしか彼女自身では抑えられないほどの自己顕示欲と化して・・・
それが、赤紅 フランドール(あこう ふらんどーる)だった。
最初はちょっとした事だった。
小窓(ショウウィンドウ)に綺麗に飾られた、鮮やかな食物の模造品のように
綺麗で美しい『私』の模像(もぞう)をほんの少し、見せただけ。本当にそれだけだった。
だったのに。
顔も名前も連絡先も知らない、同じ時代のどこかで生きている他者に
いくつも、いくつも、数えきれない程の『愛』を貰った。
「かわいい!!」「は・・・?天使すぎるだろ」「なんて俺得な」「え待ってドストライクな子キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」「スタイル良すぎじゃないですか・・・?😭」・・・
私だって顔はまだ出していなかったのに。
正直言うと怖かった。
こんな社会不適合者が、こんなに評価されて、
本当にいいの?
私、現実では・・・・・・・・・・・・・・・
・・・言いたくても、言えなかった。
本当の私は、興味がないこと、本気じゃないもの、たとえ必要なコトでも全部後回しにして。
知ってる事でも、知らんぷり。
この世は純粋である方が、いろいろと便利なんだ。
たとえそれが嘘であっても、偶像であっても・・・
はは、迷惑かけて、ごめんなさい。
これが、私。
終わってる、私
2,
スマホを開き、ネットを見る。
いつしかそれは私の必須栄養素(?)になっていた。
最近『推し』も増えたし、ネットが使えなくなったら真面目に死ぬと思う。
鼻歌混じりで、推しのアカウントを開く。
「Flandre」という名前のアカウントだった。
初めて、貴女を見た時。
本当に、運命だと思った。
顔こそ写ってはいなかったが・・・
ツヤツヤで長く、薄く黄色みがかった美しい髪をサイドテールにまとめて。
少し肌色は悪いが、すらっと長い脚。
紅い服がこの世で一番と言っていい程似合う、貴女。
・・・それに比べ、鏡に映らない私は。
地味でツヤもない、傷んだ青髪。
よく怖がられる、紅い瞳。
スタイルはいいわけでも悪いわけでもない、いたってフツー。良くも悪くも、平均。
おまけに真っ黒な、翼なんかも生やしちゃって。
ま、私吸血鬼だし、いいけどね。これが現実。これが私。
・・・でも、『Flandre』もリアルの姿は違うのかもしれない。
加工を使い、美しく映えるように努めているのかもしれない・・・
でも、それならその醜態を隠すだけの努力は、精一杯頑張ってほしい。
私はあなたに、夢見てる。
現実になんて行きたくない。
学校にもどこにも行きたくない。
ネットでしか、生きたくない。
現実にばいばいをして・・・
3,
もう嫌になってきた。
初めは盲信に惹かれた、ただのエゴだったのに。
いつしかそれは狂信に変わっていた。
「最近の子加工強すぎ」「それな」「もう絶対原型とどめてないだろ」「痩せてるけど痩せ方が不健康」「調子乗るな」
「どうせリアルでは、クソニートなんだろ」
躁鬱の移り変わりが忙しすぎる。気になって今日も眠れない。
いっそ誰か殴って気絶させて頂戴・・・・・・
でもこれは私の所為。
私が甘い夢に溺れていた、お仕置きだ・・・
そう。私が全部悪いんだよ。そうだよ。
本当の本当の私、奥底に潜む私は
興味が出ても、本気でやっても
全部、空回り。
無駄。
でもできるふりをして嘘で塗り固められていく。
もうネットを楽しいだけと思っていた私はいない。
そんな過去恥ずかしい。忘れてしまいたい。
なのに、顔も名前も連絡先も知らない、同じ時代のどこかで生きている他者に
そんな過去を知っている人がいる。
どれくらいいるかも分からない。
忘れさせてしまいたい、あの楽しかった夢を
・・・ひとつだけある。忘れさせる方法。
じゃあもういいや。
それをする前、最期に言い残すことがあるのならば
『迷惑かけてごめんてばねえ誰か許して』
4,
≪えー、それでは次のニュースです。
人気インフルエンサーの『Flandre』こと、赤紅フランドールさんが、自害しました。
14歳でした________≫
その日は珍しく、テレビをつけていた。
昨晩から推しのアカウントの更新がぱたりと途絶え、やる事がなかったのだ。
『迷惑かけてごめんてばねえ誰か許して』という、前触れもなく突然つぶやかれた奇妙なメッセージの考察がネットに溢れかえっていた、
とある日だった。
・・・嘘・・・だよね?
その瞬間私は、『Flandre』がこの世のどこかで自分と同じように
確かに生きていた、人間だったことを理解した。
もう、遅すぎるのに。
全てが、遅すぎるのに。
(終)
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・・・あんまりテトリスじゃないなあ・・・(^^;
まあ、物好き又は暇な方は、自己責任で読んでくだせぇ
ちゃんと描写わかりやすいし、その分説明文にはなってるけど面白みというか鮮明度あるしなぁ、見習わなきゃなぁ(現在考え中、と言うかだいぶ前から)
>>3
本当自分、見習わなきゃ状態なんだよねぇ〜、明日小説でも買ってこようかなぁ、あ〜、でもテストがあるや、いつか買いに行くか...
>>9
やれと言われたらそれ以上の事はしないタイプなので(課題もしっかりやってるし、授業もしっかり態度いいし、適度に発言もしてる)
>>11
多分校内順位100〜120くらいだと予想(大体300人くらい生徒数)、低いですね、最高順位ら60位あたりです(一番勉強した時は140位くらいでした)