テトリス(曲)風フランちゃん現パロ小説(注・クソな小説(笑)です)

6 2025/01/21 11:44

【注意】

・はっきり言ってクソ小説。文章力ゴミのバカが自己満で書く小説(笑)です。

・いろいろと独自設定が出てきます。

・主人公はフランちゃんです。テトさんが見たくてこの小説(笑)を読もうとしてる方はお帰り下さい()

・現パロです。

・それでも読むという物好きな方は、ゆっくりしていってね!!!

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1,

「・・・フランちゃん?ネットは今はしちゃいけないって、私言いましたよね?」

知ってる。そんな事分かってる、でもどうしてすぐ知ってしまうの?

どうしてすぐ、言ってしまうの・・・?

「うるさいなあ咲夜さん、あっち行ってよ!どーせお母さん『代理』のクセに!」

・・・あぁ、またやっちゃった。

もの悲しそうな顔で、遠ざかっていかれる・・・

頭ではもう嫌という程分かっているのに。

口が言う事を聞かないよ。

こうも考えてる間も、私の指先はネットを求めている。

私の唯一の友達を、

はぁ、私ってダメな子だなあ・・・

『近未来しか勝たん』な昨今の世の

落ちこぼれ。

情報の海に溺れ、他者からの反応に乞われて、いつしか彼女自身では抑えられないほどの自己顕示欲と化して・・・

それが、赤紅 フランドール(あこう ふらんどーる)だった。

最初はちょっとした事だった。

小窓(ショウウィンドウ)に綺麗に飾られた、鮮やかな食物の模造品のように

綺麗で美しい『私』の模像(もぞう)をほんの少し、見せただけ。本当にそれだけだった。

だったのに。

顔も名前も連絡先も知らない、同じ時代のどこかで生きている他者に

いくつも、いくつも、数えきれない程の『愛』を貰った。

「かわいい!!」「は・・・?天使すぎるだろ」「なんて俺得な」「え待ってドストライクな子キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」「スタイル良すぎじゃないですか・・・?😭」・・・

私だって顔はまだ出していなかったのに。

正直言うと怖かった。

こんな社会不適合者が、こんなに評価されて、

本当にいいの?

私、現実では・・・・・・・・・・・・・・・

・・・言いたくても、言えなかった。

本当の私は、興味がないこと、本気じゃないもの、たとえ必要なコトでも全部後回しにして。

知ってる事でも、知らんぷり。

この世は純粋である方が、いろいろと便利なんだ。

たとえそれが嘘であっても、偶像であっても・・・

はは、迷惑かけて、ごめんなさい。

これが、私。

終わってる、私

2,

スマホを開き、ネットを見る。

いつしかそれは私の必須栄養素(?)になっていた。

最近『推し』も増えたし、ネットが使えなくなったら真面目に死ぬと思う。

鼻歌混じりで、推しのアカウントを開く。

「Flandre」という名前のアカウントだった。

初めて、貴女を見た時。

本当に、運命だと思った。

顔こそ写ってはいなかったが・・・

ツヤツヤで長く、薄く黄色みがかった美しい髪をサイドテールにまとめて。

少し肌色は悪いが、すらっと長い脚。

紅い服がこの世で一番と言っていい程似合う、貴女。

・・・それに比べ、鏡に映らない私は。

地味でツヤもない、傷んだ青髪。

よく怖がられる、紅い瞳。

スタイルはいいわけでも悪いわけでもない、いたってフツー。良くも悪くも、平均。

おまけに真っ黒な、翼なんかも生やしちゃって。

ま、私吸血鬼だし、いいけどね。これが現実。これが私。

・・・でも、『Flandre』もリアルの姿は違うのかもしれない。

加工を使い、美しく映えるように努めているのかもしれない・・・

でも、それならその醜態を隠すだけの努力は、精一杯頑張ってほしい。

私はあなたに、夢見てる。

現実になんて行きたくない。

学校にもどこにも行きたくない。

ネットでしか、生きたくない。

現実にばいばいをして・・・

3,

もう嫌になってきた。

初めは盲信に惹かれた、ただのエゴだったのに。

いつしかそれは狂信に変わっていた。

「最近の子加工強すぎ」「それな」「もう絶対原型とどめてないだろ」「痩せてるけど痩せ方が不健康」「調子乗るな」

「どうせリアルでは、クソニートなんだろ」

躁鬱の移り変わりが忙しすぎる。気になって今日も眠れない。

いっそ誰か殴って気絶させて頂戴・・・・・・

でもこれは私の所為。

私が甘い夢に溺れていた、お仕置きだ・・・

そう。私が全部悪いんだよ。そうだよ。

本当の本当の私、奥底に潜む私は

興味が出ても、本気でやっても

全部、空回り。

無駄。

でもできるふりをして嘘で塗り固められていく。

もうネットを楽しいだけと思っていた私はいない。

そんな過去恥ずかしい。忘れてしまいたい。

なのに、顔も名前も連絡先も知らない、同じ時代のどこかで生きている他者に

そんな過去を知っている人がいる。

どれくらいいるかも分からない。

忘れさせてしまいたい、あの楽しかった夢を

・・・ひとつだけある。忘れさせる方法。

じゃあもういいや。

それをする前、最期に言い残すことがあるのならば

『迷惑かけてごめんてばねえ誰か許して』

4,

≪えー、それでは次のニュースです。

人気インフルエンサーの『Flandre』こと、赤紅フランドールさんが、自害しました。

14歳でした________≫

その日は珍しく、テレビをつけていた。

昨晩から推しのアカウントの更新がぱたりと途絶え、やる事がなかったのだ。

『迷惑かけてごめんてばねえ誰か許して』という、前触れもなく突然つぶやかれた奇妙なメッセージの考察がネットに溢れかえっていた、

とある日だった。

・・・嘘・・・だよね?

その瞬間私は、『Flandre』がこの世のどこかで自分と同じように

確かに生きていた、人間だったことを理解した。

もう、遅すぎるのに。

全てが、遅すぎるのに。

(終)

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その他2025/01/21 11:44:20 [通報] [非表示] フォローする
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・・・あんまりテトリスじゃないなあ・・・(^^;

まあ、物好き又は暇な方は、自己責任で読んでくだせぇ


ちゃんと描写わかりやすいし、その分説明文にはなってるけど面白みというか鮮明度あるしなぁ、見習わなきゃなぁ(現在考え中、と言うかだいぶ前から)


>>2
ええ、ありがとうございます😭


>>3
本当自分、見習わなきゃ状態なんだよねぇ〜、明日小説でも買ってこようかなぁ、あ〜、でもテストがあるや、いつか買いに行くか...


>>4
おおぅ・・・

頑張ってくだせぇ・・・


>>5
頑張る、多分成績下がると思うけど()


>>7
まぁ、冬休み自主勉強してないから()


>>9
やれと言われたらそれ以上の事はしないタイプなので(課題もしっかりやってるし、授業もしっかり態度いいし、適度に発言もしてる)


>>11
多分校内順位100〜120くらいだと予想(大体300人くらい生徒数)、低いですね、最高順位ら60位あたりです(一番勉強した時は140位くらいでした)


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