痛い少年の物語

今日はバレンタインっっ☆え？僕は誰だってぇ？

僕は日可中（ぴかちゅう）さ☆悪魔（親）に授かった名前だよ☆

友達は僕のことを痛いって言うけど全然痛くないもんねー（痛いです）

話を戻してぇ☆今日はバレンタイン☆俺はかっこいいから

全校生徒からチョコをもらうよ☆

そのためにおっきい箱持ってきちゃった☆

ランドセルくらいの箱さ☆日可中のチョコ入れって箱に書いたぜ☆

学校ではいい匂いがたくさんする☆

みんな僕の分作ってくれたんだね☆好きな女子に近づいたら離れていった☆

照れてるんだね☆そういうところも可愛いさ☆

チョコ入れを机の上においておいたぜ☆

みんなこっち見てるぜ☆

〜休み時間〜

さぁて、チョコもらうぞ！机の上に箱を置いて放置だ☆

箱の中は最後に見る☆これ鉄則☆

さあトイレに行って立ち話しよう☆ゆっくり話してたらもうチャイムだ☆

箱を揺らしたらガサガサ言うはず☆揺らすぞ☆

ｼｰﾝ

？？？？？？

どうしてだ！？なぜない！？

まあもう一回休みはあるし💦

もう一回待つぜ☆

〜次の休み時間〜

さあ外遊びだ☆ドッジボールをしよう☆

と思ったら友達がいないから日向ぼっこだ☆

そうしてすぐ休み時間が終わった

帰ってくるとチョコが「1つ」だけあった

一つだけかぁ٩('д')۶ﾎﾟｶｰﾝ

せっかく箱用意したのにぃ(´；ω；｀)

誰からだろーｺﾞｿｺﾞｿ

先生からだった

手紙も入っていた内容は

「日可中さんへ　　　勉強をしてください」

だった

家に帰ってチョコを食べた。美味しかった。

手作りっぽかった

先生は優しいなと思った。

「時間もすくないのに、、」

手紙を書いた

先生へ

きのうはチョコをありがとうございます。