【小説】みんなで繋ぐ、物語
その日から、すべてが変わった。私は起きると別人に変わっていた
「、、、誰だこれ」
鏡の中には全く知らない…と言い切るのも引っかかるが、見たことは無いはずの顔が浮かんでいる。なんだか、ただガラスを通して他人を見ているような気分だ。
だけど眉間に皺を寄せてみれば、ガラスの向こうの他人は全く同じ顔をする。無理やり口角を上げてみると、そいつは同じく不気味な笑顔をしていた。
「…やっぱり、俺なのか。」
そうだ思い出した
俺は最近鏡に向かってお前はだれだって言うのを数日続けてたんだ
ゲシュタルト崩壊したのか?
だがにしてはやけに冷静すぎる
一体俺はどうしたんだ・・・
ふと横に目をやるとかつての自分の顔があった。
「俺が、いる………?」
慌てて鏡に視線を戻すと相変わらず誰かわからないその人と目が合った。
すると横から声がかかる。
「俺は君が毎日鏡に声をかけることで造りあげたもう1人の俺。今の君は俺がこの肉体にいるせいで行き場を失ってしまった君の魂が入った借り物の身体さ」
続けてこういった、「そして隣にはお爺さんとお婆さんが住んでいましたその隣にはお爺さんとお婆さんとお婆さんが住んでいました」
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鏡の中には全く知らない…と言い切るのも引っかかるが、見たことは無いはずの顔が浮かんでいる。なんだか、ただガラスを通して他人を見ているような気分だ。
だけど眉間に皺を寄せてみれば、ガラスの向こうの他人は全く同じ顔をする。無理やり口角を上げてみると、そいつは同じく不気味な笑顔をしていた。
「…やっぱり、俺なのか。」
そうだ思い出した
俺は最近鏡に向かってお前はだれだって言うのを数日続けてたんだ
ゲシュタルト崩壊したのか?
だがにしてはやけに冷静すぎる
一体俺はどうしたんだ・・・
ふと横に目をやるとかつての自分の顔があった。
「俺が、いる………?」
慌てて鏡に視線を戻すと相変わらず誰かわからないその人と目が合った。
すると横から声がかかる。
「俺は君が毎日鏡に声をかけることで造りあげたもう1人の俺。今の君は俺がこの肉体にいるせいで行き場を失ってしまった君の魂が入った借り物の身体さ」
続けてこういった、「そして隣にはお爺さんとお婆さんが住んでいましたその隣にはお爺さんとお婆さんとお婆さんが住んでいました」