隣の席の猫山さん1
僕は朝起きると目玉焼きトーストを食べる。制服に着替え学校へ向かう。僕は自転車を立ち漕ぎしながら坂道を降りていく。今日から僕は高校生だ。新しくお友達できるかな。中学とは勉強どう違うんだろ。ワクワクしながら学校の門を通ると人にぶつかってしまった。ぶつかってきた人は会釈だけするとまた元の位置に戻り何かを見ようと背伸びしている。なんだろう。俺も身を乗り出してみてみるととても綺麗な人がいた。雪女の用な白い髪。冷たい表情。綺麗な瞳。その魅力がこれだけの人を集めるのだろう。俺はぴょんぴょんと跳ねてもっとよく見ようとするが人の波に押されよく見えない。仕方ない、僕は自転車を止めて学校へ入る。教室に着くともうグループが出来ている。自分の席を見つけて座る。窓の外を見るとスズメが飛んでいる。今日はいい天気だ。太陽の日差しが気持ちい。ポカポカウトウトしていると
「ねぇ」
と女の子の声がした。振り返ると今朝の美人が隣の席に座っていた。
「はい、どうしました?」
「私、【猫山 鈴】。鈴って読んでね」
「あぁ。分かりました、よろしくお願いします。すずさん」
僕は少し焦りながら言うとすずが食い気味に
「すず」
と言ってきた。僕は頭にハテナを思い浮かべていると
「すずって呼び捨てして。あと同級生だしタメ口でいいから」
「は...うん。よろしくね、すず」
僕は返事を返しながら自分の自己紹介もする。
「僕は【笹山 犬太】。けんたって呼んでね!」
「けんた...よろしくね、けん」
すずは僕のことを【けん】と呼んだ。けんって呼ぶの身内くらいだけど...少し変わった子なのかな?
続く
いいねを贈ろう
いいね
3
コメントしよう!
トピックも作成してみてください!
トピックを投稿する 
