恐ろしい兵器(曖昧さ回避)
ヒーローがいるなら、ヴィランもいる。
世界を我が物とせんがために、悪事を企む秘密結社。
「花火禁止って書いてあるだろ!」
「いや〜、これは反物質爆弾で‥」
「もっとダメだよ!」
公園の管理員に怒られ、小さくなっているおじさん。
「ワシらは今月こそは世界制服を‥」
彼は秘密結社鷹の爪団の総統である。
「博士、何か怪人でも作るかね?」
「タンス男でも作るか、オラオラ」
博士と呼ばれたのは白衣を着た熊である。
「俺はクマじゃねぇ!」
「ナレーションにキレてどうするんじゃね博士!」
訂正します、レオナルド博士です。
彼らは秘密基地、と言ってもアパートの一室なのだが、何にしても基地へと帰ってきて。
「よし、やるぞ‥」
怪人を作るのである。
怪人製造マシンに合成するものをセットして、ボタンを押して、スタートします。
「おお‥」
何の変哲もないタンス、しかし不気味な雰囲気が漂っている。
「開けるぞ‥」
総統がタンスに手をかけ、引く。
「グアア!」
血に塗れた異形が顔を出した。
「うわあああ!?」
「グオオ!」
「優しく殺して、優しく殺して〜!」
総統は錯乱し、戦闘主任は失禁した。
救世主たちからしても、倒すのが可哀想になりそうな彼ら。
だが、その実は…
「完成しました、ヒ⚪︎アカのスーツです!」
恐ろしい兵器を作り出す科学力を有している!
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