電魂【3】
朝、目覚めると
私の風貌は、少々変わっていた…
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朝起きると、おいしそうな焼き魚の匂いが広がってきた。
店主は厨房にいるのかな、と思い厨房に向かう。
そっと顔を出すと、
「おはよう、顔洗ってきな。」
と言われたので洗面所に行き顔を洗う。手拭いで顔を拭き、ふと鏡を見る。
「えっ。」
「ねぇ店主、」
「店主じゃなくておとんって呼べ」
めんどくさいな。まぁでもこいつはおとんって呼ばれたいのか。
「ねぇおとん、なんで私の髪白髪なん?」
「朝食がもうすぐ出来上がる。
その時に色々説明してやるから待っとれ。」
「分かった。」
近くにおとんが用意したであろう服が合ったのでそれに着替えて食卓へ向かう。
「いただきます。」
手を合わせ、白米を口に運ぶとおとんがゆっくりと話し始めた。
「まず、なぜおまえの髪が白色なのかについてだが、この魂の世界は「純白」を正とし「漆黒」を悪とする。
基本的に現実世界の面の悪いやつらの魂が黒色だからだ。
街に出ていけばすぐわかると思うが、この世界では黒色のものなど使わない。
髪や私物は、ところどころに色は入っているものの、基本的に白だ。
この世界に来た瞬間、髪色などは自然と白く変化する。わかったか?」
「うん。」
味噌汁を飲み込んでから、短くそう答える。
「あと、お前の今後の暮らし方についてだが、この世界にも職業というものは存在する。
自分が持っているビー玉で区別される。
お前のビー玉は、『電話』の魂だな。
この世界での『電話』は、まぁ愚痴を聞く仕事かな。
電話がかかってきたら、それを受け取り愚痴を聞く。
この世界の『魂』は『命』だ。
つまり、『ビー玉』は命なんだよ。ストレスがたまるとビー玉が欠けることがよくある。ビー玉が欠けてなくなったら命も尽きる。
ストレスを解消させれば、ビー玉も元通りになる。
まぁ、一種の病院だな。
今日、朝食食べ終わったら『電話』の職場に連れて行ってやる。
最初は俺も色々と説明してやるから、頑張ってやれよ。」
「分かった。」
そう言った後、私とおとんは丁度朝食を食べ終わったので、出かける準備をした。
>>3
今回はなんか今後のストリーのための説明が多くなったから内容の「面白さ」的にはビミョーかも。
【4】か【5】くらいから多分面白い(自分で言うなよ)。
>>18
うっそマジww
無料であげたいくらいなんだけどww
あと、そのっまた宣伝になって申し訳ないんですけどねっ
私のイメージ調査に答えていただきたいでぇす!!
トピ作ったから~
>>22
あ~もマジで友達運恵まれてるわ私~(いつから友達になったんだよ)
ねぇねぇ、ユーザーページにゆなのこと『友達』ってかいていい?
>>10
もうほんとなんでこの二人はこんなにべた褒めしてくれるん?対価が合わんよ~(ありがとうって意味なんよぅ)