今日までの恋
リーンゴーン
僕は今、赤いカーペットの上に立っている
彼女とここに立つのは永遠の願いだった
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高校一年
元々恋なんて興味もなかった
君と出会って3ヶ月
初めての席替えで初めて話した
思ったよりも君のことが気に入って
いつの間にか君のことしか頭になかった
ただ
この感情に名前はまだない
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君は他の子と違って
少し大人びていた
ただ、僕たちは
どこかが似ていた
気がする
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ある日幼馴染が僕に言う
「気になるやついんの?」
「いない」
「絶対いるって」
「いない」
「些細な嬉しいことがあった時、
誰に真っ先に報告したい?」
そんなの関係なしで
いつでも声を聞いていたい人がいる
・・・
この感情の名前がやっと分かった
「ありがと」
「えっ?」
「僕、あの人のこと
好きみたいなんだ」
僕がそう言うと幼馴染は満足そうに笑った
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一昨年の夏
彼女と地元の花火大会に行った
その夜は特別つきが輝いていた
でもそれよりも
君はずっと綺麗だった
今言わなきゃ
急に不安になる
でも、
ドーン
「見て、花火・・・え」
僕は彼女の手を握っていた
「僕、君のこと・・・」
戸惑う僕に彼女は言う
「///今夜は月が綺麗ですね」
「言わないで」
僕は彼女を抱きしめて
「大好きです」
と言う
彼女は涙して
「話したら許さないから///」
僕は笑って
「こちらこそ」
花火の光で笑顔が薄暗く見える
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純白のドレスを身に纏った彼女
誰よりも美しい
隣に立つとこちらを見て微笑む
恋の物語は
愛に変わる
これからは君をずっと守るから
選んでくれてありがと
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リクエストあんがと
遅くなってごめんな
気に入んなかったらごめん
いえいえ!
もう最高です!
気に入りますよ。これは!ってか俊の作品だったら何でも気にいるよ!
ありがとう!