水澄んだら(自作小説)

水澄｢う…あぁ～｣

水澄｢何ここ？…知らない｣

水澄｢えっと、確か、潰されて…｣

水澄｢駄目だ、思い出しちゃいけないのか？…｣

水澄｢はぁ…さっきから後ろに嫌な気配を感じるけど、気のせい？…｣

水澄｢怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い…｣

水澄｢…誰？｣

？｢ったく、怪しい奴じゃねぇよ｣

水澄｢ひっ！何?!｣

？｢顔は良いくせに性格あれだな～｣

水澄｢な、何、知らないくせに｣

？｢捻くれてんな～｣

水澄｢はぁ、名前は？｣

？｢嵯途磨(さずま)｣

水澄｢ふ～ん、そうなんだ｣

嵯途磨｢反応あれだな～｣

水澄｢別に良いでしょ、一緒にいる気ないし…｣

嵯｢あんまバカこくなよ～｣

水澄｢分かってるよそんぐらい…｣

嵯｢お前が何者なのかなんて、分かってるよ｣

水澄｢え？…｣

嵯｢好いてやるよ、かわいいから｣

水澄｢何言ってるの？…こんな性格で、大丈夫なの？…｣

嵯｢当たり前だろ？そんなの｣

水澄｢だって、みんな離れていったんだよ？歪んでるんだよ？｣

嵯｢歪曲したものなら持ってるよ｣

嵯｢てか誰にだってある｣

嵯｢かわいいだけで充分なんだよ、幾ら性格悪かろうが、幾らみんな離れていったとしても｣

水澄｢…認めてくれる奴は、みんな死んでるよ…｣

嵯｢俺がどうなろうが関係ねぇ｣

嵯｢少しでも一緒にいられるなら、それだけで良いよ｣

水澄｢…ありがとう｣

…これ以上は、本人しか知らない(誰も言えない)

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☆はいよっ

☆つくった

☆オリキャラの話

☆断片的

☆20年後…

☆イラストは1番水澄のイメージに近いのを選んだ

☆続編あり

☆Thank you for reading!