妄想小説 なにわ男子との日常短編❼

10 2022/03/31 00:13

あの後、自分の家に帰ったものの、

高橋くんがなんて言ったのかが気になり、

あまり何をしていたのかを覚えていない。

明日…どうなるんだろ。

楽しみな気持ちもありつつ、

心配が勝ってしまう。

みんな、どんな目で見てくるんだろう…

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

音嶺「おはようございます…」

いつものように

小さな声で、あいさつした。

すると、

mob「あのさ〜凛ちゃんがお怒りなんだよね〜

   あんたのせいだよ?わかってる?」

音嶺「知りませんけど。」

私は内心結構強気。

だから勝てる気がする。

mob2「は?生意気こいてんじゃないよ!

    校舎裏来いよ」

音嶺「わりましたよ…」

大西「ちょっと、」

私の腕を掴み、

校舎裏に行く足を止める大西くん。

嬉しいけど、今は逆効果なんだって…

mob「りゅうちぇごめん!

   勉強わからないとこ教えてもらうの!

   凛ちゃんがそれでキレちゃって!」

大西「は…?」

mob2「ひ…?」

音嶺「あの、行かないんですか?」

mob「うっせぇな黙ってろ」

と言うと、私をグイグイ引っ張った。

大西くんは、はひふ…と続けて言うのに気をとられて、

私のことは、そっちのけだった。

なんで…引き留めたんだろ。

今から私がやられるのを察したのかな

そんなわけ…ないけど。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

凛「おとねちゃぁ〜ん、このまえさぁ〜

  私いったよねぇ〜?」

音嶺「何をですか?」

凛「しらばっくれんなよ。

  あんたがぁ〜近くにいるのはぁ〜

  許されないっていったよねぇ〜?」

音嶺「そういえばそうでしたね。」

凛「調子乗んなよ。

  お前がでしゃばったところで、

  なにわのみんなは、

  私に夢中だから。」

自意識過剰すぎだろと思いながらも、

みんな、この子が好きなのかな…

と思った。

なんだろ…

胸の奥がズキズキするような…

変な感覚のまま、

凛というボス的存在に、

暴言を浴びせつづけられるのだった。

              【続く】

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タグ: 妄想小説なにわ男子

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その他2022/03/31 00:13:54 [通報] [非表示] フォローする
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