plants world なんのひねりもない物語 #4

7 2022/04/02 23:59

〜本編に行く前に〜

この小説は今回で終わりですが、ちょっとした伏線を3話までに2つ隠してるので、よかったら見てみてください。

あと、長いです。

以上のことが分かったなら、スクロールして、最終回をお楽しみください。

ワタルと別れると、僕は山への道を歩き出した。

遠くの方に山が微かに見えた。

 特に何もなく木に沿って続く道は、どこか僕の不安をそそった。

道は長いかと思われたが、気がつくと、山はもうすぐそこまで迫っていた。

山頂を目指して山道を登り始めたが、気がつけば山頂が目と鼻の先にあった。

 先程から、なぜか進展が早い。

ワタルと別れた後、僕は山への道を歩き出した。

遠くの方に山が微かに見えた。

 特に何もなく木に沿って続く道は、僕を不安にした。

道は長いかと思われたが、気がつくと、山はもうすぐそこまで迫っていた。

山頂を目指して山道を登り始めたが、気がつけば山頂が目と鼻の先にあった。

 先程から、なぜか進展が早い。

ワタルと別れると、僕は山への道を歩き出した。

遠くの方に山が微かに見えた。

 特に何もなく木に沿って続く道は、あまりにも殺風景すぎて、僕を不安にさせた。

道は長いかと思われたが、気がつくと、山はもうすぐそこまで迫っていた。

山頂を目指して山道を登り始めたが、気がつけば山頂が目と鼻の先にあった。

 先程から、なぜか進展が早いし、進展が早いし、進展が早い。

何かがおかし先ほどから、なぜか進展が早い。い。

何かがおかし何かがおかしい。

「やあ。」

どこかから声が聞こえた。どこか。声

繝輔の男繝ュの声だ。

「その声は、ワタル、さん?」

空気中も何かおかしくなっていた。

謎の物体が現れて、消えて…

黒くなったり白くなったり。

壊れていく。

「そう、ワタル、さ。」

「ワタルさん、今、何がどうなってるんですか? 何も見えないし、分からなくなって…」

声が

届いたかは分からない。

けど、

届いたと思う。

「今、どうなってるか、って?見りゃ分かる、そのまんまさ。ぜーんぶ、壊れてる。」

「壊れて、る?」

「そ。誰がやったと思う?」

僕を取り巻く

なに

の黒い物体の隙間

から、ワタル

見えた。

でも、言葉では言い表せない。

ワタルが

見えた。言葉では言い表せない。

でも、

「俺さ。」

でも、

ワタルぢゃないって言えば、分

軽かな。

これは、全部ワタルがや

つたらしい。

全てを壊して、バグらせて。

 みんなも壊す。

「知ってたか? ここにいるのって、植物だけじゃ、ないんだぜ?」

「ユグが、そう言ってただけさ、その証拠に、オレはコンピューター。知能を持たず、コミュニュケーションを図れない物は、みんなここに来るんだ。驚いたろ?」

「ユグって」?」

僕はやっと

の思いで口を開いた。

「ユグを知らない? ユグは、この世界を作った植物さ。それだからか、みんな、アイツを神だとか、救世主だとか呼んでる。まったく、アホらしい。あいつはただの雑草さ。」

「本当に、本当にこの世界を作ったのは、」

「エーリュウさ…でも、彼女は、彼女はすごいよ。」

「世界を作ったのは自分さ、とも言わずに、その後に手柄をユグに取られたってお構いなし。そしてそのまま…誰にも察されることなく…姿を消したんだ。」

「ユグが偉そうにふんぞり返ってるこの世界で、誰が過ごしたい。何が楽園。お前もそう思わないか?」

「そうだろ?」

「な?」

「答えろよ、どうした。」

「確かに、気持ちは分かる。けど、」

咳払いをして、声の調子を整えた。

「もし、もしもだけどさ、この世界を壊すのを、エーリュウが見てたら? それをエーリュウが望まなかったら?」

「望むもなにも、エーリュウはもういないんだ。ユグが追い出したも同然だ。」

エーリュウは、まだいる。

いるのは分かってる、でも、どうしようもない。

あれ以来、エーリュウには会っていないのだから。

 ワタルは、やつれた顔をして、俯いている。

背後に、気配を感じた。

エーリュウが、そこに立っていた。

エーリュウ…! 今、ワタルが…

 声が出なかった。

エーリュウは僕に向かって微笑むと、ワタルに向かって歩いて行った。

「エー、リュウ…? なぜ君が……ここに…」

「ワタルさん。こんにちは、お久しぶりですね」

「エーリュウ! 君は、ユグに利用されたんだ! アイツが、みんなにチヤホヤされるためだけにな。分かってくれ。」

エーリュウは黙ったままだった。それでも柔らかな笑顔は崩していなかった。

「頼むよ…」

「ワタルさん、よく聞いてくださいね。」

「モノを壊すことって、誰にとってもいいことじゃないですよね。相手への親切心も同じです。気の毒に思ってやったことで、自分にとってはいいことでも、それは誰にとってもいいことではありませんよ」

ワタルは、エーリュウの言葉を聞いて、ゆっくりと頷いた。

「あなたは、地上にお帰りなさい。地上で、友達や、家族があなたを待っていますよ」

「はい、ありがとうございました」

僕は山頂へ一歩を踏み出した。

 天井から、眩い光が差していた。

光の中に入ると、視界が真っ白になって、何も見えなくなった。

意しきもとおのいていく。

*

僕は川辺の草原に寝転がっていた。

秋のひんやりとした風に、温かな日差し。

 それがとても気持ち良くて、しばらく寝ていたかった。

でも、あることを思い出し、飛び起きた。

 

「そっか、もう充分寝てたわ」

名前も知らない鳥がさえずっている。

 その下を、僕はゆっくりと歩き出した。

遠くでは学校のチャイムが鳴り響き…

「学校のチャイム!?」

川辺に置いていたカバンを持って、学校への道を走った。

ーーワタルは、改心してたらいいけど。

 そして思った。

夢じゃなきゃいいな。

〜〜〜〜

長い間、ありがとうございました。

文稼ぎではないですからね??

そこはご確認お願いします😅

さて、今回で終わったんですが、ご自由に2次創作はしてください!

「こんなクソ小説、誰か2次創作するかっ」って方はコメントでぶつけてくださって結構です。

怒りは外に出した方がいいので。

そして、考察とかもガンガンしてくださると嬉しいです。(内容はペラッペラなのでできないと思います、すいません)

それでは、改めて、読んでくださりありがとうございました。

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タグ: plantsworld ひねり

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その他2022/04/02 23:59:34 [通報] [非表示] フォローする
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最後詰め込みました

(↑誤字をしてしまいました…お恥ずかしい)


面白かったです!すごいです!!


>>2
初の感想ありがとうございます


4: みわあぁ @Miwaaaaaa 2022/04/11 12:27:56 通報 非表示

す、すごい!面白かったです


>>4
ありがとうございます


6: Chasers @cyalume3 2022/04/25 22:51:54 通報 非表示

さァ、ここから伏線探しと考察をしなければ……

それからとても面白かったです!!


>>6
一つ二つくらいしかありませんけどね


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