plants world なんのひねりもない物語 #4
〜本編に行く前に〜
この小説は今回で終わりですが、ちょっとした伏線を3話までに2つ隠してるので、よかったら見てみてください。
あと、長いです。
以上のことが分かったなら、スクロールして、最終回をお楽しみください。
ワタルと別れると、僕は山への道を歩き出した。
遠くの方に山が微かに見えた。
特に何もなく木に沿って続く道は、どこか僕の不安をそそった。
道は長いかと思われたが、気がつくと、山はもうすぐそこまで迫っていた。
山頂を目指して山道を登り始めたが、気がつけば山頂が目と鼻の先にあった。
先程から、なぜか進展が早い。
ワタルと別れた後、僕は山への道を歩き出した。
遠くの方に山が微かに見えた。
特に何もなく木に沿って続く道は、僕を不安にした。
道は長いかと思われたが、気がつくと、山はもうすぐそこまで迫っていた。
山頂を目指して山道を登り始めたが、気がつけば山頂が目と鼻の先にあった。
先程から、なぜか進展が早い。
ワタルと別れると、僕は山への道を歩き出した。
遠くの方に山が微かに見えた。
特に何もなく木に沿って続く道は、あまりにも殺風景すぎて、僕を不安にさせた。
道は長いかと思われたが、気がつくと、山はもうすぐそこまで迫っていた。
山頂を目指して山道を登り始めたが、気がつけば山頂が目と鼻の先にあった。
先程から、なぜか進展が早いし、進展が早いし、進展が早い。
何かがおかし先ほどから、なぜか進展が早い。い。
何かがおかし何かがおかしい。
「やあ。」
どこかから声が聞こえた。どこか。声
繝輔の男繝ュの声だ。
「その声は、ワタル、さん?」
空気中も何かおかしくなっていた。
謎の物体が現れて、消えて…
黒くなったり白くなったり。
壊れていく。
「そう、ワタル、さ。」
「ワタルさん、今、何がどうなってるんですか? 何も見えないし、分からなくなって…」
声が
届いたかは分からない。
けど、
届いたと思う。
「今、どうなってるか、って?見りゃ分かる、そのまんまさ。ぜーんぶ、壊れてる。」
「壊れて、る?」
「そ。誰がやったと思う?」
僕を取り巻く
なに
か
の黒い物体の隙間
から、ワタル
が
見えた。
でも、言葉では言い表せない。
ワタルが
見えた。言葉では言い表せない。
でも、
「俺さ。」
でも、
ワタルぢゃないって言えば、分
軽かな。
これは、全部ワタルがや
つたらしい。
全てを壊して、バグらせて。
みんなも壊す。
「知ってたか? ここにいるのって、植物だけじゃ、ないんだぜ?」
「ユグが、そう言ってただけさ、その証拠に、オレはコンピューター。知能を持たず、コミュニュケーションを図れない物は、みんなここに来るんだ。驚いたろ?」
「ユグって」?」
僕はやっと
の思いで口を開いた。
「ユグを知らない? ユグは、この世界を作った植物さ。それだからか、みんな、アイツを神だとか、救世主だとか呼んでる。まったく、アホらしい。あいつはただの雑草さ。」
「本当に、本当にこの世界を作ったのは、」
「エーリュウさ…でも、彼女は、彼女はすごいよ。」
「世界を作ったのは自分さ、とも言わずに、その後に手柄をユグに取られたってお構いなし。そしてそのまま…誰にも察されることなく…姿を消したんだ。」
「ユグが偉そうにふんぞり返ってるこの世界で、誰が過ごしたい。何が楽園。お前もそう思わないか?」
「そうだろ?」
「な?」
「答えろよ、どうした。」
「確かに、気持ちは分かる。けど、」
咳払いをして、声の調子を整えた。
「もし、もしもだけどさ、この世界を壊すのを、エーリュウが見てたら? それをエーリュウが望まなかったら?」
「望むもなにも、エーリュウはもういないんだ。ユグが追い出したも同然だ。」
エーリュウは、まだいる。
いるのは分かってる、でも、どうしようもない。
あれ以来、エーリュウには会っていないのだから。
ワタルは、やつれた顔をして、俯いている。
背後に、気配を感じた。
エーリュウが、そこに立っていた。
エーリュウ…! 今、ワタルが…
声が出なかった。
エーリュウは僕に向かって微笑むと、ワタルに向かって歩いて行った。
「エー、リュウ…? なぜ君が……ここに…」
「ワタルさん。こんにちは、お久しぶりですね」
「エーリュウ! 君は、ユグに利用されたんだ! アイツが、みんなにチヤホヤされるためだけにな。分かってくれ。」
エーリュウは黙ったままだった。それでも柔らかな笑顔は崩していなかった。
「頼むよ…」
「ワタルさん、よく聞いてくださいね。」
「モノを壊すことって、誰にとってもいいことじゃないですよね。相手への親切心も同じです。気の毒に思ってやったことで、自分にとってはいいことでも、それは誰にとってもいいことではありませんよ」
ワタルは、エーリュウの言葉を聞いて、ゆっくりと頷いた。
「あなたは、地上にお帰りなさい。地上で、友達や、家族があなたを待っていますよ」
「はい、ありがとうございました」
僕は山頂へ一歩を踏み出した。
天井から、眩い光が差していた。
光の中に入ると、視界が真っ白になって、何も見えなくなった。
意しきもとおのいていく。
*
僕は川辺の草原に寝転がっていた。
秋のひんやりとした風に、温かな日差し。
それがとても気持ち良くて、しばらく寝ていたかった。
でも、あることを思い出し、飛び起きた。
「そっか、もう充分寝てたわ」
名前も知らない鳥がさえずっている。
その下を、僕はゆっくりと歩き出した。
遠くでは学校のチャイムが鳴り響き…
「学校のチャイム!?」
川辺に置いていたカバンを持って、学校への道を走った。
ーーワタルは、改心してたらいいけど。
そして思った。
夢じゃなきゃいいな。
〜〜〜〜
長い間、ありがとうございました。
文稼ぎではないですからね??
そこはご確認お願いします😅
さて、今回で終わったんですが、ご自由に2次創作はしてください!
「こんなクソ小説、誰か2次創作するかっ」って方はコメントでぶつけてくださって結構です。
怒りは外に出した方がいいので。
そして、考察とかもガンガンしてくださると嬉しいです。(内容はペラッペラなのでできないと思います、すいません)
それでは、改めて、読んでくださりありがとうございました。
最後詰め込みました
(↑誤字をしてしまいました…お恥ずかしい)