【小説】トキオVS裂空の貴公子・トオイ!!運命の戦い!!
-ジョウト地方・タンバシティ-
ゴウ「モンスターボール!Go!」
ヨルノズク「ホー」
ゴウ「逃げられたか…」
トオイ「図鑑制覇目指してるのかい?」
ゴウ「トオイ!着いてきたのか?」
トオイ「君の活躍を見たくてね」
ゴウ「トオイ…」
トオイ「まさか君がプロジェクトミュウに参加してるとはね…」
ゴウ「トオイも参加してるのか?」
トオイ「参加したけど落ちた」
ゴウ「…」
トオイ「何故君はプロジェクトミュウに参加してるのか?」
ゴウ「………………俺…ミュウをゲットするのが夢なんだ」
トオイ「ミュウをゲットしたら………………どうする?」
ゴウ「…」
トオイ「夢はすべてが叶うわけではない…昔、ここ、ジョウト地方で名も知れぬ人物と出会ったんだけど、そいつはセレビィをゲットするのが夢だってね。」
ゴウ「!?」
トオイ「ちなみに僕は昔、ある事件がきっかけでポケモンに触れられなくなった。それの影響かそいつとは友達にはならなかった。」
ゴウ「その友達って………………トキオ?」
トオイ「分からないけど、多分そうだろう。」
???「ゴウ!?」
ゴウ「トキオ!?」
トオイ「!?」
トキオ「どうしたの!?ここで!?」
ゴウ「俺………………」
トキオ「何も言わないで…僕はなんとかトークンをもらったけど………………僕…プロジェクトミュウを辞めようと思う…」
ゴウ、トオイ「!?」
トキオ「だから………………」
トオイ「諦めると言いたいのか?」
トキオ「!?………………君はあの時の…………」
トオイ「覚えてくれて光栄だ。僕はトオイ。あの時はすまなかった…あの時は、ポケモンに触れなくなったことから、君とは友達にはならなかった。」
トキオ「だからあの時断ったんだ。」
トオイ「嗚呼…話を戻すけど、何故プロジェクトミュウを辞める?」
トキオ「あの後、ライラって子に会ったんだ………………プロジェクトミュウはミュウを目的に活動してるけど君だけセレビィを追ってるって言われて………………だからゴウ!!後は君に任せるよ…」
ゴウ「諦めるなよ!」
トキオ「もう僕には…」
トオイ「バトルしよう」
トキオ「えっ…」
ゴウ「トオイ!?」
トオイ「夢はすべてが叶うわけではない……………だが、ここで諦めてどうする!!諦めたら君の旅がすべて終わる………………使用ポケモンは1体、良いかい?」
トキオ「………………分かった!」
トキオ「行けっ!サーナイト!!」
サーナイト「サナッ!!」
トオイ「………………デオキシス………………」
デオキシス『惨状』
トキオ「デオキシス…エスパータイプのポケモンで宇宙から来たポケモン………………サーナイト!!ムーンフォース!!」
サーナイト「サーナッ!!」
トオイ「サイコキネシス」
デオキシス『フン』
ドーン!
トオイ「サイコブースト!!」
デオキシス『喰らえ!!』
サーナイト「!?」
トキオ「………………もういい………………サーナイト………………戻って…」
ゴウ「最後まで諦めるな!!」
トオイ「君はライラだかライスだか知らないが、そいつに一生言われるぞ!!君の人生がかかってるんだぞ!!それでも良いのか!?僕は君やゴウを応援してる!!覚悟があるならかかって来い!!」
トキオ「………………うん………………巨大ムーンフォース!!!」
サーナイト「サーーーーーーナーーーーーー!!!」
トオイ「巨大ムーンフォースならこっちも巨大サイコブーストで決める!!破滅の墓場(ファイナルサイコブレイカー)!!!」
ドーーーーン!!
サーナイト「サッ…ナ…」🌀
トオイ「…」
トキオ「………………終わった………………ありがとう、サーナイト…」
ゴウ「トキオ…」
トキオ「ありがとう。ゴウ、トオイ。見失った自分を助けてくれて。」
トオイ「頑張れ」
トキオ「うん!」
トオイ「ところで君たちはプロジェクトミュウに参加してるんだろ?」
ゴウ「嗚呼」
トオイ「おそらく、次でラストミッションだと思う。僕も連れてってくれ」
トキオ「どうして?」
トオイ「シゲきちくんに会いに行こうと思ってね。」
ゴウ「会ってどうするの?」
トオイ「会ったら1発ブン殴る」
ゴウ、トキオ「えぇぇぇぇぇぇぇ!?」
トオイ「あースッキリした。帰ったらサトシをブン殴ろう!」
トキオ「トオイってヤバい人だったんだね…」
ゴウ「コイツは裂空の貴公子って呼ばれてるから容赦ないよ…」
トオイ「さぁ帰ろう!容赦のないトオイ様と呼んでも良いけど?」
ゴウ、トキオ(聞こえてたー!)
完