小説 記憶をなくした君と涙を忘れた私 第5章
佑月 どういうこと、、
私は陽輔から告白されたんだ。。よ。。
振られたってこと、?今?病院で?
感情の整理ができないどゆこと?どゆこと?
陽輔 君は、喜べないの?
佑月 え?
喜べるに決まってるじゃない全力で喜べ。。。
私は今自分がどうなってるのかわかった頭の整理もまともにできない中でこれだけがはっきりわかった。
喜べない泣けない苦しめない悲しめない
陽輔 君は喜べないんだね
陽輔に図星をさされたため私はここにいてはいけない気がした
佑月 、、そうみたいじゃあね
ガラガラ
静かに戸が閉まった
心の中はすっごく苦しくって悲しかったのに、今までで一番悲しかったのに涙一つ出なかった
私は自分の病室に戻って掛け布団を被った
もう何も考えられなくなった
そのまま私は深い眠りについた
1,現実を知った 完
2,告げられた病
医者 小野羽さんの病名が発覚しました
佑月 なんですか?
医者はうつむき気味の薄暗い口調で言った
医者 失感情症。。ですね
佑月 ?
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