〚過去"〛part2 閲覧注意
これは私の過去の話です。(ほぼノンフィクション)
興味がある方は読んでみてください。
part1⇢https://tohyotalk.com/question/370466
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彼と両思いになり、より一層仲が深まった私達。私は幸せものだと、そう思っていた。
ある日、私はリア友にそのサイトを紹介した。
リア友がアカを作って数日後。学校で、『〇〇の彼氏に声かけられて、〇〇のこと色々聞かれたよ〜ラブラブだねぇ笑』と言われた。
彼とリア友、仲良くなったんだ...そんなに私のこと聞いてるなら、私も彼のこと聞いちゃお!
そう思い、その日から、私だと聞けないことをリア友にいろいろ聞いてもらうことにした。
そんなこんなで、朝一番で彼情報を聞かせてもらうのが日課になっていたある日。今日も聞かせてもらおうと、リア友のところに行くと...
『え、ええっと...ちょっとお腹痛くて...トイレ行ってくる!』
『き、昨日は何聞いたかなぁ...忘れちゃった〜!!』
『そ、そーだった!昨日は何も聞いてない!聞き忘れちゃったんだ!あはは〜』
...明らかにおかしい。これは絶対に何かを隠している。
私は、リア友にちゃんと教えてもらうことにした。
『私には嘘だってバレバレだよ?教えてほしい。何かあったの?』
『ごまかせないかぁ...でも、言ったらきっと〇〇は傷つくから...』
やっぱり何かあったんだ。しかも、私が傷つくようなこと...でも、私は...知りたい。
『大丈夫だよ。私が聞きたいから、教えてほしい。』
『...わかったよ。あのね、〇〇の彼氏は...』
”〇〇のこと、好きだともなんとも思ってないんだって。”
_世界から、音が消えた気がした。
...どうして?彼は、私のこと好きって言ってくれてたのに。毎日好きって言い合ってたじゃん。全部嘘だったの?想っていたのは...私だけだったの?
_そのあとは覚えていない。いつの間にか学校が終わっていて、ぼーっとしながら家に帰り、スマホを手に取る。
そして_
『ねぇ、△△くん。私のこと、好きじゃないの...?』
返事はすぐに来た。
『何言ってるの?好きに決まってるじゃん。大好きだよ!』
_これが嘘なのかどうかもわからない。そこで、リア友の名前を出すことにした。
『...学校でリア友から、△△くんが私のこと好きでもなんでもないって聞いたの。ほんと?』
すると_
『ごめん。別に好きじゃない。ただ彼女が欲しかっただけなんだ。』
『でも他にも女の子いっぱいいるし、一回別れようと思ったんだけどな。』
『お前がめっちゃ別れたくなさそうにするから別れなかった笑』
...なんで。ずっとずっと、私を騙してたの...?
ショックで、指先が震えて文字が打てない。涙で視界がぼやけ、画面が濡れる。
“ピコン”
『もう別れよう。さよなら。』メッセージが届いて、相手からブロックされる。
”...っ...うぅ...グズッ”
涙があとからあとから溢れ出してきて、止まらない。
”もう、彼とは終わりだ。”
ふと気づくと、私は泣きつかれて寝てしまっていた。
鏡にいって自分の顔を見る。目が腫れていた。
でもそんなことも気にならなくて、スマホを開いて彼のアカを探す。
すると、彼は...女の子と仲良く楽しそうに話していた。
_あぁ、私は、最初から遊ばれていたんだ。彼の本性は、これか...
怒りを通り越して呆れる。彼への愛情も、信頼も、全てなくなっていた。
すぐに彼とのトーク画面に行きブロックをする。さらに、繋がっている全てのサイトで彼をミュートした。
もう彼とは関わりたくない。そうだ、愚痴っちゃおう。
私は、あのリア友に話をし、愚痴をきいてもらった。
『そっか、つらかったね。〇〇はえらいよ』
たったそれだけの言葉に、救われた気がした。
今まで我慢してたものが、また溢れてくる。散々泣いて、泣いて、泣いて、空っぽになるまで泣いた。
__これは、恋の辛さを知った、私の初恋。