SCP‐4551‐JP エージェント投入 前半
「なかなかいいところだな。佐織、お前もそう思わないか?」
白衣を羽織った屈強な男が一人の女に言った。
「なんかテンション高くないですか?あとこの組み合わせも珍しいですね」
佐織と呼ばれた女が答えた。
「まあ今回はより詳しいデータを収集ための調査だからな。まあ護衛頼むよ」
「あなたも結構強いですよね、ピーター」
「そこまでだよ。まああの山向かうか」
そんなことを言いつつ僕たちはなんかすっごい高い山に向かった。
(ここからはアイビン博士視点です)
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「疲れた~(´。_。`)」
「さすがに危機感無さすぎじゃないか?」
「だってもう2時間も何も起きてないんですよ。さすがに・・・」
「油断大敵だ。君は機動部隊の一員だろ?それは基本じゃないのか?」
「普段はアノマリーが手に負えなそうになったら出動するんです。任務始めの緊張感が違いますよ。あなたも最初完全にピクニック気分だったじゃないですか!」
「まあそれはそうだg「そこのあなた達止まりなさい!」
「「!!」」
いきなり山伏のような帽子を被った白の服と黒の袴(?)を来た女が゛飛んできた゛。そう゛飛んできた゛。自分の記憶上今まで飛んできた人の中にまともなのはいない。タイプブルーの快楽殺人鬼、マッドサイエンティストの犬、ブライt・・・・いやなんでもない。あれはなんでもなかった。
「あなたは何者ですか?」
佐織が聞く。さっきまでのだらしなさはどうした。僕よりちゃんと対応できてるじゃん。
「それはこっちの台詞です。見かけない服装ですし。こんな参拝道ではない道から山を登って、良く生きていられましたね」
僕たちは運が良かったようだな。参拝道?寺院でもあるのか?
「そしてあなたは何の妖怪ですか?」
「........What?もしかして俺かい?」
「あなた以外に誰がいるんですか。さあ早く答えなさい!」
おいおい差別かよ......って思いそうだったが多分違うな。おそらく黒人というものを見たことがないのだろう。服装もなんか古風だし重要な手がかりになりそうだ。
「答えないと無理矢理話させますよ!」
すごい剣幕だな。だけど話すつもりはない。僕は指で佐織にサインを送る。
(強行突破するぞ)
(無理矢理行くんですか?なら私に続いてください)
サインを送られた瞬間に佐織が走り出した。
「ちょっと待ちなさい!」
アノマリーが佐織を捕まえようとすると佐織は術式を使ってアノマリーを3~4m吹き飛ばす。
「クッ、あなた術者ですか?」
アノマリーはすぐに耐性を整えると光り輝く『弾幕』を打ってきた。
佐織もまけじと術式で対応する。おそらくあのアノマリーもタイプブルーなのだろうな。
(なかなかやりますね。・・・あれっ?もう一りウッ!)
「油断大敵だ」
アノマリーの後ろを取り組み伏せた。
(いつの間に?気配は感じなかった。でもこの程度の力なら逆に組み伏せることができますね)
「ちょっとおとなしくなってもらu「はっ!!」
(い、いない?)
どうやらまだ能力には気付かれていないようだった。解除すると同時にアノマリーに麻酔を打ち込む。
「おい!なにぉしt.....バタッ」
さすがに麻酔は効いたようだ。それにしても力やばかったな。
「なんとか生け捕りに出来ましたね」
佐織はそう言うが息を切らすことさえしてない。やっぱり機動部隊は精鋭揃いなんだな。
「いや連れては行かないぞ」
「えっ、なんでですか?」
「いや今回の目標情報収集を兼ねた探索だろ?この山を担いで登るのはつらいし面倒ごとに巻き込まれかねない。3班が5人投入されているからそういう任務はしてくれるだろ。」
「まあそうですね。では行きましょうか」
佐織に続いて山を登る。そういえば3班はどのような状態だろうか。
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機動部隊0-ん 3班
「点呼!」
「アドニス」
「サングリア」
「モミザ」
「バンブー」
「よし!お前ら今回の任務は探索及びサンプルの回収だ。そこについてはわかってるな!」
「「「「はっ!!」」」」
「よしOKだ。それでは北へ向かう。お前ら気を抜くんじゃないぞ。ピクニックじゃないんだからな」
「「「「はっ!!」」」」
「いや冗談のつもりだったんだがわかりづらかったか?」
「田中隊長!」
「なんだバンブー」
「全員からかっただけです!」
「.......もういい、行くぞ。ふざけてる暇はない。あとそんなに堅苦しい言い方しなくていいからな」
「「「「はっw!!」」」」
「・・・・」
(ここからは隊長=田中淳の視点です)
(これから隊員が話す時はコードネームの頭文字をつけます。アドニス=A サングリア=S モミザ=M バンブー=B)
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B「湖ですね」
「・・・」
確かに湖だ。だがそれより気になるのは
A「あの真っ赤な城気になりますよね」
「ああ、そうだな。取り合えずあそこを目指すぞ」
M「了解です」
歩き出しそうだったその時
「あたいはさいきょーーdベチッ!」
ASMB「「「「??!」」」」 (・・・・なんだ?)
何か水色の生き物が木に思いっきりぶつかった。
「チルノちゃーん!」
(・・・・・!?)
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【バンブー視点】
今度はなんか黄緑色の羽が生えた少女が飛んできた。見た感じ知性を持っているアノマリーだ(あの水色は知らんが)。
「隊長、インタビューを行いまs..!!」
隊長の顔を見ると『怒り』と『恐怖』に満ちている表情だった。誰かがトイレでメントスコーラしたときもこんなにはなってないし、ましてや隊長が恐怖するなど有り得ないことだと思っていた。すると
「おい、バンブー。奴らの名前とどのような存在なのかを聞き出せ」
「はっはい!」
質問したら怒鳴られそうだからやめておいた。どうやらあの水色も黄緑色の奴と形状は違うが同じ存在みたいだ。
「そこの君達」
「あたい?」「私ですか?」
「そうそう君達。君達の名前教えてくれる?」
「あたいの名前か?さいきょーだぞ!!」
「えっ??」
「違うでしょ! すいませんこのこチルノっていいます。私は大妖sダンッ!ダンッ!
ASMB「「「「!!」」」」
いきなり隊長がショットガンで二人の頭を吹っ飛ばした
A「どうしたんですか!?隊ちy「あれ~あそんでるの~」!!」
森の中からさっきの二人となんか似ている奴らが10人程出てきた。
「お前ら!!北に向かって全速力で走れ!!余裕ができたら奴らの頭を吹っ飛ばせ!!終了許可は俺が出す!!」
隊長がそういうと全力で走り出した。あの人ほんとに62歳だよな?
M「もうなんなの!いきなりさ!」
モミザがキレながら能力で奴らを打ち落としている。現実の弾丸というべきか。それに当たった奴らは次々昏倒している。全て倒しきったが
「倒したからって油断するな!後1.5kmは距離をとるぞ!」
そこまで強くなかったのに何故そこまで恐れるのか。疑問が生じたが深く考えないようにした。
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「ここまで来れば大丈夫だろう」
A「隊長なんであんなに恐れていたんですか?」
「それは教えられないな。機密情報ってやつだ」
「そうなんですn「貴方達ちょっといいですか?」
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