【小説】あなたと、いつか【第四話】こうなりたくてしたわけじゃない!
「やっと来たのね〜」
「うん。」
「あれ?なんで、鈴原が、いるんだ?」
「え?」
なんで、優真がいるの!?
「勝野さぁ〜ん♡」
すごいぶりっ子じゃん。ちょっと、引く。
「どうした?」
「実はぁ〜鈴原さんにぃ〜虐められてるんですぅ〜♡」
は?
「ほんとか!?鈴原!」
「ううん!してないよ!」
「鈴原さん、嘘ついてますぅ〜ほらぁ〜これぇ〜見てくださいよぉ〜♡」
ううぅ。吐きそう。キモすぎる。
バサッ(あざを見せる)(あざはメイクです。)
「ホントじゃねーか!😡いいかげんにしろよ!もういい。行くよ。花奈ちゃん。」
「はいぃ〜♡」
「ねぇ、待ってよ〜!」
「虐めた人のために、俺は、立ち止まんないからか。」
ねぇ!その声はもう、優真には、届かなかった。
〜〜〜〜翌日〜〜〜〜
「鈴原さん、笹野さんを、虐めたらしいよ((ボソッ)」
「えっ、最低じゃん!関わらないほうがいいね((ボソッ」
朝からこんな感じ。皆が私のことを噂している。
ドタドタドタ バシンっ
紗夜ちゃんが、はしって、慌ててドアを開けた。
「桃香ちゃん、笹野さんを、虐めたって本当!?」
「ゼェゼェ、紗夜ちゃん、速いよ〜。」
「トイレ来て」
「「うん」」
〜〜〜〜トイレ〜〜〜〜
「ねぇねぇ、誰にも言わないって約束できる?」
「「うん」」
「実は簡単にいうと、笹野さんが、優真偽のあざ見せて味方にしたってことなの。」
「え〜〜〜!」
「嘘っ!」
「ほんとだよ」
「「そっか〜」」
「あの〜」
「「「えっ」」」
そこには、同じクラスの、小笠原花奈ちゃんがいた。
「さっきの話、聞いちゃったんですけど。わたしは、鈴原さんが、正しいと思います。だから鈴原さんの、味方になっていいですか?」
「分かった。私のことは、桃香でいいよ。」
「分かりました。」
〜〜〜〜下校〜〜〜〜
「はああ〜」
早く帰りたいなぁ。もう何なら走っちゃお!
タッタッタタッタッタ
「よ〜しついた〜!」
ガチャリ バタン
カバンを投げ捨てて自分の部屋へ戻る。
「何でこうなったんだろ。ぐすんっぐすんっ」
私は、お母さんが返ってくるまで、思いっきり泣いた。
続_
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誤字があったので、修正します。23行目の、カラカではなく、からなです!大変失礼しました!