俺の異世界転生 【小説】

6 2021/08/18 14:09

俺は、河野 悠(かわの ゆう)。俺の性別は、女だ。でも、自分のことを俺と言っている。胸もないので、この世界では男として生きていこうかと思う。

 

ここは、、、神殿か?転生ものならば勇者とか言われるのであろう。

「あのー、誰かいますか?」

声が反響するだけで反応がない。

「はぁ。ここはどこなんだよ。」

そう呟いたその時、

『すいませんっ!すぐ反応出来なくて、、、』

ん?こいつは、、、

『自己紹介しますね!私は妖精のリリラと言います。よろしくお願いいたします、ご主人!』

「え?俺がご主人?」

『そうですがなにか?』

なんかご主人って呼ばれんの嫌だな。

「あのさ、俺のことはご主人じゃなくて、悠って呼んでくれ」

『悠ですか?なんか嫌なんで、悠さんでいいでしょうか?』

「まあいいよ。というか、ここはどこなんだ?知ってることを教えてくれないか?リリラ。」

『この世界は魔法の使える世界です。種族もいっぱいいますよ。魔法には種類があって水、炎、風、創作、破壊などがあります』

うん。水、炎、風はいいんだよ?創作と破壊ってなんだよ。

『悠さん、創作は想像したものを実体化させるものです。破壊は、その名の通りですね』

こいつ、心まで読めるのか。有能だな。

『ありがとうございます!』

『そうだ、忘れてた、、、』

「なにかは知らんが忘れんな!大事なことだろそれ!」

『wwwwwはい、スキルのことなんですが、まず、この世界に生きている生き物にはスキルがあります』

ほうほう。

『スキルは、私の場合「守護(シールド)」です。』

「守護?」

『守護はある対象の物を守る結界みたいなものを作るスキルです。』

『話を続けていくんですが、スキルは被ることがほぼほぼないです。でも同じスキルの人はこの世界には自分を除いて2人ほどいます。その人たちのことをドッペルといいます』

「ドッペルゲンガーのことか。」

『はい。ドッペルに会うと何かいいことがおきます。』

「いいことなのか。」

『そうと言われていますね。ドッペルではない人とはチームを組むことができます』

『チームでは、探検(サーチ)に行けます。チームは4人以上ではないと組めません。私たちのような妖精はチームには入れません。でも、チームの中に妖精を従えている者がいればサポートしてもらうことも可能です』

『これであらかたの説明は終わりです。次は悠さんのスキルを見ましょうか!』

「おう!」

『スキルは村の教会で、分かります。異世界転生者です。といえば見てくれると。』

「あ、俺の他にもいるんだ。転生者。」

『いっぱいいますよ!というか、悠さんって女ですよね?』

「ああ、そうだが俺、女に見えねぇだろ?胸もねぇし。だから、この世界では男として生きるんだ」

『妖精は従う人と同じ性別になります。だから女だと思ったんです!』

「へぇ〜!そうなんだ!」

チームもあるっつってたな。意外に楽しみかもしれない。

トプ画は河野 悠です。

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タグ: 世界転生 小説

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その他2021/08/18 14:09:23 [通報] [非表示] フォローする
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