【小説】第二話『人気者のあの子と』
#「あの、おばあさん!薬、ください!」
『ありがとうねぇ。1個で1万円じゃ』
(ぼったくりじゃん。どうしよ、これ買ったら貯めてきたお小遣が...)
『ぼったくり、じゃないよぉ。たった、一万円で願いが叶えられるんじゃよ。安い方よぉ』
(げっ!?心の声が聞こえるの忘れてた...)
#「えっと、買います!ください!」
『はいよぉ』
______家に着き、
(よし!高かったけど、これでゆめさんと仲良くなれる!)
(説明書を読まなきゃ!えっと、?)
説明書.1
願いを叶えるには、薬を飲み願いごとを言うだけです。
(なぁんだ!これだけか!)
薬を飲み、美優は願い事を言ってしまった。もちろん、ゆめさんのことだ。
(あれ?なんか視線を感じる。でも、家にいるのは私だけだし?気のせいか?)
この時の美優は、これから酷いめに合うとは知りもしなかった。
______おばあさん目線
『ふっ。まんまんと騙されて何でくれたな笑』
私は、心の声も聞こえるが人の様子も心の中で見える能力があるんだ。
それに、私はおばあさんではない。おばあさんのふりをした若者だ。
あの薬を飲むとどうなるかって?それは・・・
次回:第3話「人気者のあの子と」5月6日(火)投稿予定[ 下手くそだけど...💦 ]
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