【小説】あなたと、いつか【第六話】本当の親友

4 2023/05/17 19:44

「はぁ〜」

「どうしたの?」

「そうだよ!そんなにため息着いて~。」

「ううん。何でもないよ!」

・・・。

こうして、いつも、無言になることが多くなった。

その理由は、優真だ。最近、優真と、笹野さんが、付き合っているんではないかという噂まで立っているほど、仲がいいんだ。

私のことを忘れたように_____

落ち込んで、泣いての、繰り返し。

そんなとき、

「あの、鈴原さん・・・・」

「えっ」

だって、話しかけてきたのは、相川さんだから。

相川さんは、敵組じゃないの?

「話があるんだけど、ここで話すと長くなるから、私の家で話さない?」

「い、いいけど・・・」

ってわけで、相川さんの家に来た。

わたしは緊張しながら、インターホンのボタンを押した。

ピーンポーンピーンポーン

「は〜い」

「鈴原です。」

「あっ、鈴原さん!きてくれたんだ!ありがとう!家に入ってね!」

ガチャリ

「鈴原さん!やっほ~!こっちが、私の部屋だよ!入って〜!」

「う、うん」

私は、言われるままに相川さんの、部屋に入った。

「相川さん、話って何?」

恐る恐る尋ねると、真剣な顔になって言い始めた。

「私と、怜奈は幼なじみで、親友だった。」

その一言に違和感を覚えた。あっ。

「何で過去分詞になってるの?」

「聞いてればわかります。怜奈は、いい子だった。花奈と関わる前は。」

相川さんの話によると、山崎さんは陰口や“犯罪’’は、しなかったらしい。

山崎さんと、笹野さんがあったのは、商店街。山崎さんが、笹野さんを見て、その時に話しかけたらしい。

そしたら、趣味が同じで話が合ったらしい。だから、同じ中学校に入ったんだって〜!意外!

しかし、いいことばかりだったのは、ここまでだった。

なんと、2人は_____

犯罪を、始めたのだ!万引きを繰り返している。そう_____

今でも。

私は習ったことがある。

毎日やっていたことが、しないと落ち着かないという病気について。多分、その病気にかかったのだろう。

相川さんが知っていることは、上ので以上だ。

「私は、怜奈が親友だと思ってた。これは怜奈だと思ってた。でも、もう変わったなら怜奈じゃない。私の付き合いたい怜奈じゃない。私の本当の親友は、怜奈じゃないの!だから、鈴原さんの味方になりたいの。いいかな?」

私は、その、相川さんの決意のある言葉に目を奪われた。無意識のうちにこう言った。

「うん。いいよ!桃香でいいよ!」

「はい!わたしは、香穂で!」

また、仲間が増えた。いつもは、浮かれるが今日は、信じてもいい気がした。

                               続_

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タグ: 小説 あなた いつか 六話 本当

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その他2023/05/17 19:44:19 [通報] [非表示] フォローする
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いま初めて読んだけど面白かったです

頑張ってください(


ありがとうございます!初めて読んでくれたのに、好評してくれて、嬉しいです!


間違いがあったので、訂正します。36か、37行目の過去分詞→過去形です!すみません💦


5: 幽香 @erena 2023/05/17 21:15:51 通報 非表示

面白かった〜

第7話楽しみにしてますね✨


はい!待っててください!


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