【小説】東方悪夢伝 第一話 人形師は疲労の兆し
_________________________________________________________________
ー博麗神社にてーーー
?「霊夢?霊夢〜!」 謎の声が境内中に響く。
博麗霊夢「…ん。何〜?てか誰?寝てるのに起こさないでよ…」賽銭箱のすぐそばで寝そべっている霊夢を何者かが揺り起こした。
?「あ…ああごめんね霊夢。私よ。私。八雲紫。」
博麗霊夢「……あっそ………って…えええええ!?ゆ、紫!?何しに来たの!?さっさと出ていって!」霊夢は飛び起きた。
八雲紫「全く……。博麗の巫女がそんなんでどうするわけ。とりあえず起きて。至急よ。」
博麗霊夢「至急…?……ごめんけど、あんたら八雲家のお掃除やお料理なんて御免よ。」霊夢はやる気がなさそうだった。
八雲紫「あのねえ。霊夢?私これでも幻想郷と現代を繋ぐ案内人よ?しょうもない事なんて話しませんわ。」
博麗霊夢「…はあ。…で?用は何?」
八雲紫「異変よ。結界を何者かが壊そうとしている。」
博麗霊夢「それって…また菫子の時みたいになるの!?もーやだあ!」霊夢はめんどくさそうに嘆いた。
八雲紫「恐らく結界は現代の人間によって破壊されているわ。取り締まりお願いね!」
博麗霊夢「ええええええ…あんたがやればいいのに。」
八雲紫「霊夢がやるべきことはただ一つ、その子を止めるのみ…」
続く
いいねを贈ろう
いいね
3
コメントしよう!
トピックも作成してみてください!
トピックを投稿する