【小説】君に愛されたい 第2話

第一話⤵︎

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多分ずっと片思いなのはわかってる。

だけど、君の頑張る姿が眩しい。、、凛くん。

私の好きな人。年下なんだけどね。

あれから一週間。今日は二週目の体験授業だ。

「こんにちは、、？」

「あ、如月さーん！いらっしゃーい」

先生が話しかけてくれた。

他の子も、「百合乃ちゃん！」って、覚えててくれた。

嬉しいけど、私が一番話しかけてほしいのは、、、

「、、如月さん」

おとなしい瞳で見つめてくる凛くん。

心臓がドキ、、ドキ、、となるのがきこえた。

返事を返そうと思ったけど、私より先に先生が指導の声をかけた。

凛くんは、私をしばらく見つめて、先生の方へと行ってしまった。

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あの後、休み時間にまた話しかけようと思ったけど、気まずかったからできなかった。

テニスは毎週日曜日にあるんだけどね。先生の話をよく聞いて、集中してたらあっという間だった。

今日は月曜日で、今は授業中。授業っていうか、、来週ある「仲良し活動」というものに向けての班の発表。

仲良し活動っていうのは、私たち六年生が司会を務め、六年生より下の学年のみんなと交流する活動。

「えー次。如月さん」

先生の言葉に、私は緊張しながらも紙を受け取った。

開くと、、私の班の人がずらーーっと。

ペアの六年生は、、清香ちゃんだ！

他の学年の子も見たら、知り合いがたっくさんいた！

(よ、よかったぁ、、)

無意識にそのまま三年生も見てしまった。

(いない、、か。まぁそんな都合のいいことはないよね。)

「ゆりーっ！」

仲の良いまほちゃんが私にタックルしてきた。

「うわっ！ま、まほちゃん！危ないよぉ」

まほちゃんの隣には、清香ちゃんと文子さんがいる。

「ごめーん！まほの班、いい人ばっかで興奮してるの！」

「え、どれどれ、、？」

ペアの六年生はやっぱり文子さん。

あとは私の知らない人ばっか、、だと思ってた。

「うーん文子さん以外わからないなぁ」

「んえー？三年生に宮島くんって人がいるけどその子ゆりの知り合いじゃないっけ。」

「えっ！？」

ほんとだ、たしかに凛くんは、まほちゃんと文子さんの班だ。

「うわーまじかぁ」

「まじだぁー」

「で、でも！そういえば、清香さんと百合乃さん同じでしたよね？」

文子さんが言った。

「うん、実はそうなんだ。」

清香ちゃんが答えた。

「えーゆりの班もじゅーぶんいいじゃん！」

まほちゃんの元気な声に、私も思わず笑ってしまった。

そんなこんなで、一週間後。私たちの第一回、仲良し活動が始まった。

　　　　　　　　　　　　続く

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見ていただきありがとうございます♪

第三話も早めの出すのを頑張ります！

都合がよければ毎週土曜日！w

ではコメントと感想お持ちしております♪