雑談配信 天使と悪魔✞
よう、久しぶりだな。忘れたとは言わせねーぞ。随分と暴れてるようじゃねーか。あーぁ……街もこんなにしちまって。嫌んなるね、誰が直すと思ってんだか。悪いが、そいつは返してもらうぜ。クソみてぇな餓鬼だが、俺の部下だ。
おい、いつまでそこで伸びてやがる。死にたくなかったらさっさと目覚ましやがれ。
ノートとかさ、使い切らないうちに新しくしたらワクワクすんじゃん?消しゴムもそう。新品ってさー、いいじゃん?分かるっしょ? 彼女だってさ、新しい方がいいじゃん?反応とか。あーでも新品はレアか。こんな歳じゃ、みーんな中古品だね。
ってことで今日でおしまいね!あーそんな顔しても無駄無駄。財布と、鞄と。はい、持って、持って!歯ブラシは捨てとくねー。痛って……まぁ大体みんなそういう反応するけどさー、分かんないんだよねーその気持ち。ってことでバイバイ中古品さん。
ある日、道を歩いていると
「豚」
「大根」
「人」
と呟いているホームレスを発見した
「何を呟いてるんですか?」
俺がそう尋ねると、ホームレスは
「単純に見たものを言ってるだけだよ」
と言った
「何が見えてるんですか?」
と俺が聞くと
「こっち来い、見せてやるよ」
と言われ、そのまま行くと人の上に何か見えた
「レンコン」
「シイタケ」
どうやらさっき食べたものが見えるみたいだ
「へぇー良い物を見せてもらいましたね。ありがとうございました」
と言うと
「こっちこそありがとな。人と話すのなんて何年ぶりか」
と言われた
挨拶してそのまま別れ、ちょっとした疑問を浮かべた
(人って何だ?)
急性アルコール中毒だって?!どういうことだ!彼女は病院に酒を持ち込んで飲んだというのか?そんなに死にたいのなら死なせてやる。だが、それは今じゃない。僕がこの病院にいる限り、君を楽に死なせたりなんかしない。
あそこに街の灯りが見えるだろう?父さんが死ぬ前に言ってたんだ。あそこには仕事がたくさんあるって。……きっと僕らみたいな貧乏人も雇ってもらえる。だから僕決めたんだ。あの街へ行くって。ねえ、君も一緒に行こうよ!

